３５ どこまで ページ35
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近づいて来たチャンミンのカラダを
グッと押し返す。
「え、待って。続き・・・？
ちょっと待って。
・・・今、チャンミン自分で
ずっと好きな人がいるって
そう言ったよね？」
「はい。そう言いましたね。
だからモテるのに、
敢えて彼女を作らないって。」
私の言葉を真顔で聞いては
頷いているチャンミン。
「真顔でそう言う事言う？」
・・・どこまで本気なの、この人。
ラブホの続き・・・？
セ◯レにならないかって聞いてるの？
「イヤ。」
むっとしながら返事をすると、
「お？なぜ？？」
全く分からないと言う顔をして
私に向かって聞き返すチャンミン。
「なぜ・・・って。
かっこいいからってなんでも
許されると思ってるなら、
チャンミンは女をバカにし過ぎ。」
「え？なんでも許されるなんて
思ってはいませんよ？」
驚いて目を見開いているチャンミン。
「・・・今キスしたのだって。
許されると思ってるから、
だからしたんでしょ？
モテ男のそう言うの、
ほんっと、イヤ。
だいたい、続きってなに？
ラブホの続きって。
そんな誘い方ある？
しかも私まだギブス・・・。」
そう言いながら
はぁーーっとため息をついた。
これ・・・からかわれてるんだ。
顔を上げ、チャンミンを
フン、と一瞥すると、
「もう帰る。」
向きを変え
ドアに向かって歩き出した。
こんな所まで
来なきゃ良かった。
知らなかったらあの夜の事は、
綺麗な思い出のままだったのに。
・・・・・。
ドアに手を掛け、出ようとする
私の背中に向かって、
「・・・俺と恋愛しましょう。」
チャンミンの良く通る、澄んだ声が
聴こえて来た。
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ゆうたろう(プロフ) - ほし☆いちさん» ほしさんーそうなのです、久しぶり過ぎて書き方分からなかったです。細々と始めたのでまたよろしくお願いします^ ^名前だけ登場してるユチョン、そろそろ出て貰いたいですな！書くの楽しみですー。 (2018年12月9日 21時) (
レス) id: 6f7a020556 (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - 新作ありがとうございます〜♪今日やっとゆっくり覗きに来れました(笑)ユチョさんまだ出てこないけど立ち位置めっちゃ気になってます(笑) (2018年12月9日 15時) (レス) id: 2c9ee5d4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2018年12月5日 10時
