３０ 切実 ページ30
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言った言葉の真意がわからなくて。
私の頭の上に、
たくさんのクエスチョンマークを
出しているのを見て、
チャンミンさんが、ぷっと吹き出した。
「分からないなら、いいですよ。」
そう言って笑うと、
また黙ってしまう。
・・・・・。
ほんとは。
聞きたい事、
いろいろあるのに。
何から聞いたら・・・。
なんでタイミング良く
現れたの？
なんで・・・私の事を知ってたの？
なんで名前も言わずに
黙って帰っちゃったの？
こうやって探し出されたら
都合が悪い事でも、あったの？
ここまで来た私の事、
どう思った？
嫌いになった・・・？
それとも、まだ
キスしたいって思う？
って聞きたい。切実に、聞きたい。
そうあれこれ考えているうちに、
ああ、エレベーターが
1階に着いちゃう・・・。
そう思って焦る私に向かって、
彼が突然こう言った。
「・・・次に会う時は
我慢しませんって。
俺、いいましたよね？」
「えっ//////」
驚いてチャンミンさんを見返すと、
突然、ズイッとカラダを近づける。
「・・・もちろん、
その覚悟はあるんですよね？」
そう言って、私をじっと見て来て。
「は、？？あ、何を・・・//////」
近くにあるチャンミンさんの顔。
目を見開いて、
見つめ返しては、
ドキドキして。
「た、確かに言ってたけど、
それは社交辞令・・・。」
ユチョンの受け売りだけど・・・！
そう言って、
チャンミンさんから距離を取ろうと
後ずさる。
すると、
「社交辞令？？
そんな訳ないだろ？お？」
ズイ、と更にチャンミンさんの顔が迫って来た。
「え、ちょっ//////。」
「俺がどれだけ
我慢してたか。」
そう言い、
熱く私を見るチャンミンさん・・・。
「ん？知ってるか？」
「え、ちょ、チャンミンさん。」
「チャンミンでいい。」
「チャンミン・・・あの、でも。
エレベーターって
監視カメラあったりするよ？
今この中でそんな事しちゃうと、
この会社での、チャンミンの
立ち場がヤバくなるんじゃ。」
「・・・・・。」
じーーーー。
「・・・まぁ。
確かに。
ヒョンにあとでなんか言われるのも
ちょっと嫌ですね。」
そう言いながら彼は
スッと身体を引いて、
ほっとしている私の隣で
チャンミンはまた前を向き、黙り込んだ。
・・・・・。
・・・ひぇー。
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ゆうたろう(プロフ) - ほし☆いちさん» ほしさんーそうなのです、久しぶり過ぎて書き方分からなかったです。細々と始めたのでまたよろしくお願いします^ ^名前だけ登場してるユチョン、そろそろ出て貰いたいですな！書くの楽しみですー。 (2018年12月9日 21時) (
レス) id: 6f7a020556 (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - 新作ありがとうございます〜♪今日やっとゆっくり覗きに来れました(笑)ユチョさんまだ出てこないけど立ち位置めっちゃ気になってます(笑) (2018年12月9日 15時) (レス) id: 2c9ee5d4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2018年12月5日 10時
