１８ 腐れ縁 ページ18
.
！
目を見開いて、ジェジュンを見る。
「ん！
ジェジュンこれ、美味しい。
私、好きな味。」
私がそう言うと、
ジェジュンがふふ、と笑って言った。
「まぁーね？Aちゃんの
好みは充分知ってるから。
俺達長い付き合いだからねー？」
「もう10年？15年？
くされ縁スよね？」
ユチョンが眉毛を片方だけ上げそう言って、
私を見返した。
「え、もう15年？？
高校卒業してからそんな経つの？
・・・ショック。」
「あっは。俺たちもおじさんだよな？」
「・・・あー、ね？
飲み過ぎると
酒がなかなか抜けないし？」
「あー、わかる。」
そう言って頷きあっている
ユチョンとジェジュン。
「え！2人とも全然おじさんじゃないし！
全然・・・！！
昔から変わらないよ？」
ジェジュンは年々美しさが
増してる気さえする。
・・・・・。
「ユチョンもジェジュンも
モデルの仕事辞めちゃったの、
本当、勿体なさ過ぎる。
1番芽が出なさそうな私だけが残ってさ。
今でもそう思ってるよ、私は・・・！」
私がそう力説すると、
「あっは。・・・ありがとAちゃん。
モデル続けてたら、
まぁ俺は天下取れてたかなとは
思ってるけどね。」
「ふは、相変わらずすげー自信スねぇ。
ってか否定しねぇ〜・・・。」
そう言って2人は
他人事みたいに笑っている。
・・・本当にほんっとに、
２人はカッコ良かった。
私はそんな2人と一緒にいたくて、
事務所に誘われた時、
二つ返事でOKしたんだから。
「でも、そっか・・・。
確かにだーれも結婚してないし。」
改めて言う私を見て、
ユチョンが付け足す。
「まぁジェジュンよりも
Aと俺は、
もーっと長く一緒にいるけどね？」
「それは、おまえらは
兄妹だから当たり前だろ。」
ユチョンにそう言い返すジェジュンを見ながら、
私はカクテルをもう一口飲んだ。
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ゆうたろう(プロフ) - ほし☆いちさん» ほしさんーそうなのです、久しぶり過ぎて書き方分からなかったです。細々と始めたのでまたよろしくお願いします^ ^名前だけ登場してるユチョン、そろそろ出て貰いたいですな！書くの楽しみですー。 (2018年12月9日 21時) (
レス) id: 6f7a020556 (このIDを非表示/違反報告)
ほし☆いち(プロフ) - 新作ありがとうございます〜♪今日やっとゆっくり覗きに来れました(笑)ユチョさんまだ出てこないけど立ち位置めっちゃ気になってます(笑) (2018年12月9日 15時) (レス) id: 2c9ee5d4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2018年12月5日 10時
