QK中編

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川上拓郎side

正直ビックリした。
伊沢さんがこんな大変な事を1人で抱えていたこと、それとそれに対して山本が怒ったこと。
でも、山本が怒ったことに対しては俺も同感した。

「伊沢さん。さっき山本が言ったようにこんなこと1人で抱え込まないで下さいよ。」

すると伊沢さんがポツリポツリと胸の内を話してくれた。

伊沢「…正直…話そうとしたよ？けど…俺、社長だし編集長だし、こんな個人的なこと話せるはずないじゃん…。言ったら皆離れてくと思って、迷惑かけると思って…言えなかった。」

河村「それは、伊沢の間違いだよ。さっきも言ったけど寧ろ黙ってた方が迷惑だよ。」

須貝「そうだぞ。少なくともここにはそんな奴居ない。それは1番伊沢が分かってるでしょ？」

そう。伊沢さんは誰よりもQuizKnockというものを大事にしている。だからメンバーそれぞれの性格を把握出来てる。そして俺らも思ったことを話した。

「僕達が伊沢さんを頼らなかったのはあなたが最近忙しそうにしてたから、できるなら伊沢さんに負担をかけないようにするためです。」

そう、伊沢さんは最近目まぐるしい位忙しそうにしてた。テレビやラジオ、そして動画や記事だったりなど夜遅くまでしたと思ったら朝早く起きての繰り返しだった。

こうちゃん「でも、それが裏目に出てたんですよね。すみません。だけど、悪い事はしたとは思ってませんよ？」

矛盾してると思いますけど…とこうちゃんは言ったが俺も同感。こうちゃんの言う通りだ。悪い事はしたとは思ってはいない。

伊沢「ありがとう…それと、ごめん。」

さてと…この事は一旦終了。
これからどうするかだな。と思っているのは皆同じだったみたい。

山本･須貝「これからどうするかだよな/ですよね。」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

一旦切ります。

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