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キヨside
キヨ「俺が狙いだったとはな」
俺の腕の中で眠る綺麗な蝶を見つめ呟く
ヒラ「おかげさまで俺の肋折れた可能性大なんだけど」
ヒラは腹を抱えながらこちらにやってくる
その様子を見て蝶をお姫様抱っこでソファに寝かした
キヨ「悪いな」
俺はそう言いながらフジのケツをちょんちょんと蹴る
フジ「ん〜」
フジは頭を抱えて起き上がる
キヨ「いつまで伸びてんだよ」
俺はフジの背を向けソファの下で座り込んだ
フジ「それはすまん、とりあえずこの女強いんだよ。闇の蝶って呼ばれてるだけあるわ」
フジはその場に座り込んだ
ヒラも俺の隣に来て座る
ヒラ「ねぇ、こーすけに連絡するの？」
ヒラはテーブルの上のおつまみを頬張りながら言う
キヨ「いや、俺らのもんにする」
そう俺はニヤッと笑って答えた
横目でチラっと左右の2人を見れば少しひいていた
__________外はすっかり深夜だ
冷たい夜風を浴びながら
マンションの前に蝶のだと思われる車は開いていて、蝶を抱えた俺らは乗り込んだ
運転席にフジが乗り「で、どうすんの？」と呆れたようにこちらに言う
後ろの席の俺はまたニヤッと笑って「最俺ハウスへ」と一言
俺の太ももの上に頭を乗せてた蝶をまた綺麗だと思った
そのまま最俺ハウスに着いた俺ら
車内は誰も話さずただただ蝶の寝息だけ聞こえて、静かだった
そして真っ黒な最俺ハウスに明かりをつけて、奥の部屋に向かった
その部屋は窓が1つとベットとベットサイドテーブルの上にランプがあるだけの部屋
そのベットに蝶を寝かせ、いつ誰がなんのために買ったか分からない足枷と手枷を蝶にはめて鎖で繋いだ
「前々からこうすることを計画してたみたい」俺はふっと笑いながら言った
そうだ監視カメラを買っておこうと俺はどんどん狂った考えにおちていく
扉の側に胡座をかいて蝶のお目覚めを待つ
_______「ここは」そんな蝶の小さな声が聞こえて、俺はまた楽しくなり口に笑みを浮かべて
「おはよう、蝶」そう言いながら立ち上がり、壁に持たれた
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ゆゆ - これは1つの私の答えです。彼女の最期など皆様の答えは違うと思います。是非お聞かせ下さい (2020年4月30日 16時) (
レス) id: 4afcd35675 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - サム達を残して逝ってしまう悲しさ不安さがどこかにあり、満月は彼女の気持ちと同じく暗闇に隠れてしまいます。彼女の壮絶な人生と狂った恋愛を許してしまうそんな世界を現しているのが月の光。 (2020年4月30日 16時) (レス) id: 4afcd35675 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 解説です。月の光は楽しくもあり悲しくもあるどちらともいえない曖昧な世界を表現した曲と言われています。サムと過した日々は楽しいですがキヨの想いが彼女を苦しめたためにどちらともいえないと発言しています。 (2020年4月30日 16時) (レス) id: 4afcd35675 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 孤黒さん» ありがとうございます！その言葉全てが嬉しいです！マイペースすぎて進まないですが最後まで最善を尽くしてこだわらせてもらいますのでよろしくお願い致します！ (2020年4月23日 15時) (レス) id: f9b5f66733 (このIDを非表示/違反報告)
孤黒 - 完結おめでとうございます！こんな感じのお話を読んだのは初めてでした。とっても面白かったです！最後まで雰囲気を崩さない所とか、素晴らしいなぁと感心しております。「唐紅」の方も楽しみにさせて頂きます！最後まで応援しております！ (2020年4月19日 23時) (レス) id: 785222cc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年8月30日 1時
