確率273％ ページ39
.
…Aが居たら恥ずかしがってただろうな。
律が居るスマホを取り出す。
カ「…で、不可解って？」
律「…私は、Aさんの行動パターンと人間的性格が一致していない…
と考えます。」
性格…
さっきみたい…な事か。
殺「…カルマくんはその様子だと気付いていたようですね。」
「…確信を持ったのはさっきだけどね。」
律「…簡単に言うと、二重人格…ですかね…
しかし、Aさんはちゃんと意思を持って動いている様に見えます。
…従って、」
カ「…ちょっと待って。
もし”二重人格なら今までどうして…」
…どうして先生は何も言わなかったの？
何となく疑問だった。
この前に話したのだろうかとは思ってたけど…
殺「…私もその点は分かりませんが…
Aさんには分からない事が多いんです…。
教師としても心配なのですが…」
…分かってなかったんだねー…
カ「…急に感情が揺れる事があった…って事しか考えられないよね…」
…そうなると…
律「はい！”今まで殆ど変わらなかった”所が不一致した…という事が考えられます！」
殺「…え。私分からないんですけど…」
ちょっと考える様子のせんせー。
…先生は最近気付いたのかもしれないけど、
俺は結構前に気付くタイミングあったんだよね。
…あの時は本気にしてなかったけど。
律「つまり！
Aさんが大幅に感情の起伏があったのはカルマさんのせいって事です！」
殺「…にゅや…？分かるようで分からない様な…
…ってええっ！？何でカルマくん照れてるんですか！？」
カ「あ…いやちょっと…」
少し俯く。
…顔に熱が行ってるのは分かるんだけど、
でも確定した訳じゃないし…。
律「ふふふ…
…良かったですね！カルマさん。」
カ「…ま、違う意味って事もあるだろーし。
気長に待つよ。」
殺「…カルマくんらしくないですねぇ。
何ですか？好きな子のせいで変わりましたか？」
…理解したのかタコ。←
ピンク色になって頭を突っつく。
カ「…何かうざいんだけど。」
触手を払う。
殺「うざっ…うざいですか私…シクシク…」
カ「…うっざい。」
律「ふふふ！」
『…あれ…！？殺せんせー何でここ居るの！？』
カ「A…！？」
…聞かれて…は無いか。
むしろ聞かれてた方が意識してくれたんじゃね…？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - 璃月さん» そうなの！！←そうなの！！← (2021年4月15日 13時) (
レス) id: 284e78dd9c (このIDを非表示/違反報告)
璃月(プロフ) - 鈍感！！とにかく鈍感！！ (2021年4月15日 12時) (レス) id: a1b974128e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - twinkleAさん» うぎゃあ！← ありがとうございます…！！！はい！更新しちゃいました！！←すみませんペース配分とか頭おかしい作者で… (2021年4月15日 1時) (レス) id: 36dffe8d75 (このIDを非表示/違反報告)
twinkleA(プロフ) - カルマ君！今回も良かったです！カルマ君側のドキドキも想像して2度読みしちゃいました！展開ゆっくり楽しみたいんで、急がず次もお願いします！ (2021年4月15日 0時) (レス) id: 1c097946c2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - もちさん» わああああああああ！！！（嬉しすぎて語彙力が無くなった作者の図） (2021年4月6日 13時) (レス) id: 36dffe8d75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りん | 作成日時：2021年3月22日 12時
