思い出を写真に ページ37
いやぁ〜でもここらへんの地図欲しいよなぁ…
さっきの5人組の地図は私の持ってたスマホで写真を撮らせてもらったけど、
本当にシンプルなもんで、相葉が読み間違えてしまったのもある意味わからなくはない。
携帯の画面に映る地図を読んでいると、いつの間にか隣にいた大倉に奪われる。
「ちょ、返せ」
奪い返そうとするも背が高すぎて手が届かない。
大倉は何かにやにやと人の携帯をいじっている。
大「はいチーズ！」
不意をつかれて、気づけば肩を抱かれた状態で大倉がツーショット写真を撮っていた。
「……え？」←
大「よぉ考えたら、ここってカメラあらへんやろ？
ほんでさっきAが地図の写真撮ってたときにAとツーショット撮りたいなぁ思うてん」
安「あっ、たっちょんだけずるいー！」
丸「僕もAとツーショット撮りたい！」
またぎゃーぎゃーと騒がしくなった…
渋「あ、これAのバンドの写真か？」
「え、いつのまに…」
大倉が持っていたはずの私の携帯はいつのまにか渋谷に渡されていた。
大「わっ、めっちゃかわええやん」
「かっこいいと言え！」←
丸「Aかっこええわぁ〜」
「へへっ照」←
錦「やっぱり反応がおかしいやろ」←
安「この人がヒロキで、こっちがアキオ？ほんでドラムがエリカやったっけ？」
「そうそう！これは文化祭の時だね…」
横「ドラムの子ゴリゴリのギャルやん」
「そうだよ、エリカは茶髪に金メッシュのゴリゴリのギャル」←
村「ほんでキーボードがゴリゴリのオタクくんやん」
「アキオはゲーム仲間だったしなー」
渋「ギターのやつはまあまあイケメンやな」
「ヒロキは学校でもモテてたしなぁ」
安「ほんでセンターボーカル兼ベースがAちゃん」
「ほら、私勇者で主人公だから」←
丸「Aちゃんモテてそうやなぁ…」
大「現に彼氏おったしな」
横「話しやすい性格やし…変わっとるけどおもろいしな」
安「ほんでAちゃん可愛えし！」
なんか今日、褒められまくってるんですけど←
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作者名：Janne999 | 作成日時：2021年8月3日 7時
