地図 ページ36
村「あ、なんや、お前らここにおったんか！」
錦戸と池を眺めていると村上がやってきた。
村上から話を聞くと、どうやらあの5人組も同じ状況らしく、
記憶のないままここで長いこと暮らしているらしい。
違うのは自給自足生活という部分と、普及されるものの違い。
二宮が元々持ってるゲームとか最近貰ったゲームを見ると、
やっぱり彼らが元々いた世界と私が来た世界は同じなのかもしれないということがわかった。
彼らはこっから東に30キロ歩いたところに住んでるらしいから、
もしかしたら半径30キロ内に他にもこういった人たちがいるのかもしれないと考えるとワクワクが止まらない！←
櫻「じゃあ俺らもう帰るわ」
夜が深くなる前に帰る支度をしている。
私たちも泊まってっていいよ、と言ったのだが、やはり家を空けとくのは怖いらしい。
横「気ぃつけてな」
村「狼にでも襲われへんようになー」
松「はいはい笑」
二「あ、Aちゃん、家帰ったら通信できるか試すわ」
「オッケー、じゃあこっちも確認しとくー」
二宮とはいいゲーム仲間にもなれた。
相「じゃ！また遊びにくるね！」
松「こっから東に30キロ歩けば俺らのとこにも来れるから」
櫻「来た時はリーダーが魚釣ってくれるから、キャンプでもしようよ！」
「おう！もし行く機会があったら釣りしてみたい！」
野「おう。じゃあ釣り道具用意して待ってる」
みんなでじゃーねー、と手を振って背中を見送る。
「…いやぁ〜賑やかな日だったね」
丸「Aちゃんは人を引き寄せる力があるんかもな」
横「おん、せやないと、西に30キロ歩いとったら偶然会うたとか、おかしいもんな」
「いやいや、まずこの世界自体おかしいから、何でもありでしょ」←
村「それ言うたらあかんがな」←
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作者名：Janne999 | 作成日時：2021年8月3日 7時
