クロスオーバー ページ30
狼に狩人…人数こそ合ってないけど、もしかすると…
「君たち“赤ずきんちゃん”の童話の登場人物か何か？」
櫻「察しがいいね。まあ正確に言うと赤ずきんちゃんをモチーフにしてる、ってほうが正しいかな？」
相「君は…赤ずきんちゃんじゃないよね？」←
「赤ずきん被ってねえし、それにさっき言っただろ、私は勇者A
…って早く昼飯届けないと！」
急いで紙袋を持って行こうとすると誰かに腕を掴まれた。
松「なぁ、お前ここらへんに住んでんの？」
「…まあ、そうだけど」
二「誰と一緒に住んでんの？」
「7人の小人…って言っても小さくないんだけどね」
櫻「…あちゃー…僕ら道順間違えた？」
相「えぇ〜？！でもこの地図通りに来たじゃん」
二「…って相葉ちゃん地図反対向きに持ってるよ？」←
ドジっ子か←
相「やっべー！またリーダーに怒られる！」
「リーダー？」
赤ずきんにリーダーなんていたっけ…
？「お前らぁ〜」
どこからか気の抜けた声が聞こえる。
二「あっ、キタキタ笑」
声の主は、赤ずきんちゃんのお婆さん…の格好をした青年。←
相「リーダー！ごめん！」
二「まぁまぁ、落ち着いてよ大野さん」
大「別に怒ってないんだけど…って君、誰？」←
「勇者の…」
二「堺Aっていうんだって」
大「勇者…？ま、まあいいけど…あ、俺は大野智ね」
おばあさんなのに…←
櫻「今おばあさんなのにって思ったでしょ？笑」
「心の声漏れてた？」←
松「まあお前のとこも小人じゃない奴が小人名乗ってんでしょ？同じようなもんだよ」
「はぁ…」
白雪姫に赤ずきんちゃんねぇ…
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作者名：Janne999 | 作成日時：2021年8月3日 7時
