彼との電話 ページ4
センラ「もしも〜し、センラで〜す」
緊張しながら電話に出れば聞こえてくるのは
ライブで良く聞くあの透き通った声。
A「あ…ミモザこと金髪で〜す」
センラ「え…声まで可愛いやん…(小声)」
A「センラさん…本物ですね…」
センラ「センラでええよ？それと敬語やめよ〜や？」
え、あのセンラさんを呼び捨てでタメ口？
私センラーさんに殺されちゃうよ？
無理だよ？
志麻さんに会う前に死ぬのだけは嫌だ。
A「命が大切なので…遠慮します」
センラ「タメ口になったからって殺されへんよw」
いやいやいや、殺されるんですよ
センラさんの影響力は凄いんですよ…！？
A「じゃあ…タメ口だけは頑張りま…頑張る」
センラ「よし、いい子やな！」
余裕のある声をしてるけど、カッコイイなぁ
ライブとかで皆に向けた声じゃなくて
今だけは私だけの声…。
もし、私がセンラーなら多分発狂してるんだろうな…
？？「あれ、センラくん誰とはなしてるんだ？」
A「っ…その声！！！」
間違える筈もない、何度も聞いた声。
私の大好きな声…志麻さんの声
センラ「噂のセン子ちゃんやで？」
志麻「あ！あの噂のセン子ちゃんか！」
きっと、私は志麻さんの中では余り好きじゃない
リスナーに入ってしまう。
服は量産型が多いし、ロングだし…
ここまで言いきれるのは、ライブでのファンサが
志麻さんだけ少ないから…。
A「…き、今日は失礼します！」
流石に、推しとは話せないから
私は電話を切って、電話越しに聞こえた推しの声を
思い出した。
A「カッコよかったなぁ…」
やっぱり、推しの声は凄くカッコよくて
緩む頬を抑えられなかった。
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遼夏(プロフ) - はじめまして！間宮さんの作品初めて拝見しました！遼夏と申します。今までに見たことのない感じが素敵だと思いコメントさせていただきました！これから無理のない程度に更新頑張ってください！陰ながら応援させて頂きます (2019年10月28日 17時) (
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作者名：間宮 x他1人 | 作成日時：2019年10月28日 3時
