黄金の姫 (ページ10) - 小説/夢小説

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【テゾーロとの関係】ページ10

麦わらが動くとすれば明日…今日はきっと動かない
だとしたら私は動揺する心を無視して
テゾーロの元へと向かう。

ちょうど、テゾーロは部下と酒を飲んでいた。

テゾーロ「おぉ、Aか」

A『遅れてごめんなさい』

ここ、グラン・テゾーロのもう1つのルール
私かテゾーロより先に笑うことは許されない。

何が面白いかを決めるのは私とテゾーロなのだ

だからこそ部下が毎日2桁近く黄金に変えられている
現に私が着いた時に黄金の塊があった。

きっと、ルールを忘れるくらい飲んだ部下が
失敗したのだろう。

A『麦わらが動くなら明日でしょうね』

黄金の塊を無視して席に座れば直ぐに出てくる
ワインを片手に持ち彼の方を向く。

彼は楽しそうに笑いながら私を見つめ返す

テゾーロ「なんにせよ、楽しいSHOWになりそうだ」

A『そうね…いつも通りに終わってはつまらないもの』

私も鼻で笑いながらワインを飲む
きっと明日にはこのモヤモヤは消え去っている。

いつものフィナーレを迎えて
ロロノア・ゾロの首は切られる。

A『今日は疲れた…休むわね』

テゾーロ「明日…話がある」

A(…ねぇ、テゾーロ貴方の話は…明日本当に聞けるの？)

A『明日ね…分かったわ』

嫌な予感しかしない…あの時の麦わらの目
本気だった…。