黄金の姫 (ページ5) - 小説/夢小説

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【絶対ルール】ページ5

ナミ「こんなの…インチキじゃない！！！！」

惨敗した麦わらの一味の女が叫ぶ…バカみたい。

タナカ「するるるる、インチキ…？」

ダイス「お前たちに、ひとつ教えてやろう」

バカラ「ふふっ…この街の絶対ルールを」

私はゆっくりと彼の元へと向かう
勿論、黄金のドレスを着て。

A『このグラン・テゾーロでは…』

テゾーロ「騙された人間は、敗者なのだよ！」

周りの人達が拍手喝采。
この瞬間が一番好きなんだ

A『ふふっ…Game OVER』

テゾーロ「さて、勝負はついた！貸した3億飛んで2000万ベリー耳揃えて返してもらおうか！」

ナミ「払うわけないでしょ！あんたらなんかに！」

A『なら…働いて返してもらいましょう』

ロビン「…働く？」

A『えぇ、この街の従業員はカジノで負けたクズ…払えないなら、仕方ありませんよね？』

少し馬鹿にしたように笑えば
緑頭がその挑発に乗ってきた。

単細胞は…身を滅ぼすのにね

テゾーロ「お前たちも一生を惨めに終えてもらおう」

サンジ「ふざけんじゃねぇ！」

あぁ、単細胞はもう1人
彼奴は女性に弱いからバカラに任せていい

案の定、直ぐにバカラに触れられて
不幸になる。

A(みんな…弱い…弱すぎる)

私の出る程でもない。
ただ、1人だけ少し賢い奴がいた。

単細胞の緑頭だ

ゾロ「どけ！喧嘩は…親分を倒すのが1番速ぇ」

A『…ふふっ、ばーか』

突っ込んで来る男を見ながら笑いながら
彼の隣で行く末を見守る。
怖さなどない彼が守ってくれるし

この街で彼に勝てる者など居ないのだから。

彼が突っ込んでくる人に手を向ければ
手から火花が散り、男の身体が黄金に変わっていく

チョッパー「ゾロ！！！」

ゾロ「お前ら、動くな！」

A『察しが良いのね？』

チョッパー「お前…能力者か！？」

テゾーロ「【金】だよ、私は【ゴルゴルの実】の能力者…1度触れた金は自在に操れる！」

ルフィ「ゾロに…何した！！」

A『ふふっ…この船に乗った時…金粉を浴びたでしょ？…忘れた？』

ゾロに近づき頬を撫でる

テゾーロ「私の力が込められた金をお前達の体に染み込ませた！この船に乗った時点で私の支配下に居るのだ全ての人間がなぁ！」