黄金の姫 (ページ4) - 小説/夢小説

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【私の仕事】ページ4

SHOWが終われば直ぐにドレスを着替える
黄金のドレスから真っ赤な色に。

今回は手強い海賊団だからこそ案内役はバカラではなく私が行くのだ。

A『楽しませてね…少しは…』

期待などしていない
きっと他の海賊団と同じなのだから。

踵を返せば船場へと向かう。
そして、麦わらの一味に近づく

A『これはこれは、先程は素晴らしかったです！！！』

ルフィ「ん？誰だおめぇ？」

A『私はAと申します！このグラン・テゾーロでディーラーをしております！』

人懐っこい笑顔を浮かべれば誰もが信じる
勿論、麦わら海賊団も私を信じた。

A(こんなに騙されやすいなら…きっといつものように直ぐに終わってしまうんだろうな。)

A『今回は、私が案内役をさせていただきます！』

亀車を呼び麦わら海賊団を乗せてグラン・テゾーロを回っていく。

A『さて、ここがカジノエリアでございます！』

服を貸した後に着いたのがカジノエリア…
ここで、私はこの人たちを騙す。

A『まずは手始めに2000万ベリー分のチップです！』

ナミ「こ、これ…借りていいの？」

A『はい！勝って返せばいいのです！』

A(勝てたら…ね)

彼からの命令…ある程度勝たせて
VIPエリアへ連れいていく

丁半…きっとそこでバカラが出てくる。

数分後には2000万ベリーは5000万ベリー以上になっていた…そろそろ

A『皆様、そろそろVIPルームへ移動しませんか？？

ハイリスク・ハイリターン…勝てば一攫千金のスペシャルギャンブル…。』

ウソップ「…どうする？」

A(悩む必要なんてないのよ…人間の欲は止められない…。)

ナミ「ここは…勝負よ！」

あぁ…ほら
彼女もまた同じ。

私はこの海賊団に興味を無くすと共に
VIPルームへ案内し
直ぐに裏へと帰った。

バカラ「…A様」

A『バカラ、さっさと終わらせて』

A(つまらない…少しは違うと思ったのに)

結局は、彼からは逃げれないのだ。
私は麦わらの一味がバカラの能力により
負ける姿を裏で見ていた。