黄金の姫 (ページ11) - 小説/夢小説

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【SHOW TIME】ページ11

次の日、私は黄金のドレスを身にまとい
彼の隣で大画面映像を見ている、そこには麦わらの一味が必死に走ってる姿。

いつも通り、彼らは騙されて実況されているのだ
これも一種のエンターテインメント。

A『あと少しで…最上階…』

モンキー・D・ルフィは地下から這い上がって来ている…だけどあのパイプを割ったら海水が…。

A(やっぱり…気のせいだったか…)

ナミ「これが…大金庫の扉！」

カリーナ「これで…私達の勝ちよ！」

カリーナが扉を開けば、勿論5000億ベリーなど無い
あるのはステージだけ。

麦わらの一味が外へ出た瞬間、鳴り響く拍手と花火

テゾーロ「イッツ・ア・ショータイム！！！！」

ナミ「なに…これ…」

A『ここはTHE REOROの上層階よりさらに上にある天空劇場よ。』

そう、ここはこのSHOWの為だけに作られた
公開処刑場…。

テゾーロ「ロロノア・ゾロの処刑に相応しいステージだろう？」

彼が指を指した先には磔にされたロロノア・ゾロ。

テゾーロ「ここには大金庫も5000億ベリーも無い！天井金は今頃、天竜人の船の中だ！お前たちは騙さて居たんだよ！」

そう言った瞬間、麦わら側から此方へ来る一つの影

ナミ「…カリーナ！？」

A『カリーナはコチラ側の人間よ…勿論私もね？』

ナミ「あんたｯ…！ちくしょう！！！」

膝から崩れ落ちるオレンジ女

タナカ「今流行りのSHOWなんですよ、海賊がどのくらいまで大金庫に近づけるか…。」

ダイス「お前たちは監視されていたんだ」

バカラ「名の知れた海賊が来た時はいつもやってるのよ、ご愁傷さま」

ほかの幹部達もゆっくりと集まる中で
舞台はクライマックスへと近づく。

テゾーロ「こちらもクライマックスだな」

彼が指を鳴らせばモニターにポンプ室が映し出させる

ナミ「！！…ルフィ！！！」

モニターに映ったのはちょうどポンプを開栓する所…あれを開ければ海水が吹き出してくる。

案の定、モンキー・D・ルフィ達は海水に呑まれていった

A『Game OVER…ご愁傷さま』

テゾーロ「この世界では金が全て！金のない奴は何も手に入れられない！夢も、愛も、強さも、自由も…もちろん希望もな？」

さぁ…ここからが本当のフィナーレ