黄金の姫 (ページ1) - 小説/夢小説

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【プロローグ】ページ1

「や…やめてくれっ！！！！！」

あぁ…まただ
ここ、グラン・テゾーロは上辺だけなら
【世界最大のカジノ船】といい物。

でも、それはただの世間体なのだ
実際は騙し騙されあい。

A『では…1億5000万ベリー分お支払い下さいね』

私はここでディーラーをしながらギルド・テゾーロ様の幹部をしている。

【寵愛】を受ける姫として過ごしている。

「あ、あいつに騙されたんだ！！！」

A『この街の絶対ルールです…この街では騙される方が悪いんですよ？』

この残酷な世界で…逃げ場のない黄金国で
私は彼の望む【人形】になるんだ。

彼女が果たせなかった事を私がしてあげなければ

A(これで…良いのよね…ステラお姉ちゃん)

背中に消えることの無い焼印…人間以下の印

A『人を…信じるから…堕ちるのよ』

そんな現実から私は目をそらす。
此処にいれば安全なのだ、もう二度と天竜人の元へは堕ちなくて良いのだから。

その為なら【籠の中の鳥】で構わない。