白いお守り ページ5
あれから僕はよく教会に行くようになり、エルのピアノを聞くのが楽しみだった。彼女の演奏を聴き、他愛もない話をする。しかし、ある日を境に彼女はパタリと教会に来なくなってしまった。
神父「突然『この町を出ないといけない。』って言ってきてね。よく子供の面倒や、やめてしまったオルガニストの代わりにオルガンを弾いてくれていたんだが、住んでるところはおろか、どこから来たのかも言わなかったんだよ。」
ステ「そうなんですか…。」
神父は彼女の行き先を知っているかと思い聞いてみたが、淡い期待に終わってしまった。
神父「そうだ、あなたに渡してくれと頼まれていたものがあるんだ。」
神父が思い出して渡してきたのは一枚の白い羽とメッセージだった。
ステ「『どうかこの羽をお守りに。あなたの生に幸があらんことを。』」
一枚のきれいな白い羽と、彼女からのメッセージ。彼女はいなくなってしまったけど、この『お守り』を持っていればいつか彼女に会えるのでは、と思い教会を後にした。
〜3か月後〜
────S.H.I.E.L.D.────
フューリーから収集がかかり、ミーティングルームに行くと、アベンジャーズメンバーが揃っていた。
ナタ「Hi.ステーブ。久しぶりね。」
ステ「やぁ、ナターシャ。任務はもう終わったのか?」
ナタ「えぇ。骨のあるやつがいなくて。」
別の任務に行っていたナターシャから彼女らしい皮肉がかえってきた。
ニック「全員揃ったな。前々から追っていたヒドラ残党のアジトを見つけた。こちらの動きに気づいていない今が叩くチャンスだ。場所は北欧。厳重なセキュリティーはスタークがハッキングして一時無効化状態にし、穴が空いた隙に地上部隊が建物へ。突入しだい各自残党を撃破してくれ。」
スタ「サーファー君は参加しないのか?」
ニック「アスガルドに帰っている。国のごたごたでしばらくはこっちに来れない。」
バートン「久々の大仕事だな。」
ニック「一時間後に離陸する。」
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nora(プロフ) - 初めまして!お話とても楽しかったです^ ^続きの更新楽しみにしています^ ^ (2019年9月9日 14時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - 次は、トニー視点ワクワク(*´ω`*) (2019年7月26日 15時) (レス) id: 295b84a26f (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - すみません。私兄者さんの名前間違えてましたごめんなさい( ノД`)… (2019年6月16日 15時) (レス) id: 295b84a26f (このIDを非表示/違反報告)
兄者(プロフ) - 華衣さん» ありがとうございます!今は微調整している為非公開ですが、順にストーリーを公開していきます。アベンジャーズ私も大好きです。 (2019年6月13日 23時) (レス) id: fa75e9f829 (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - 私今アベンジャーズに絶賛ハマっていて兄弟さんが作る小説楽しみにしてます。更新頑張ってください。 (2019年6月13日 21時) (レス) id: 295b84a26f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:兄者 | 作成日時:2019年6月13日 14時