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ベットに入ると寝返りをうちこちらを向くAがキュッと俺のスウェットを掴んだ





「…いなくなったかと思った」





か細い声
ギュッと握る小さな手





慧「ごめんごめん。お水飲んで…て」






遠慮がちに俺の腰に回された細い腕
猫のように擦り寄る姿






お母さん








お母さん








お母さん









さっきまでみてた家族写真を思い出し
自分を落ち着かせる




「お母さん?」



慧「あら声に出てた?大丈夫こっちの話」




「こっちの話…だめ。…分け合う」






ねえ自覚あり???この子?ほんと危ないよ???
仇となったよ完全に。
俺の言葉が。あんなこと言ったばっかりにさあ!!!!ねえ高木!!!!!





慧「いやー、うん、、、」



「なに?」



慧「俺もさあほらやっぱ男の子だから、ね?」





何かを理解したように真っ赤になって離れるA





「ごめん!!!」


慧「まってまって大丈夫大丈夫。でもこれだけ勘弁して、ね?」





彼女の額にそっとキスをおとして
ギュッと抱きしめた




慧「おやすみ!!!」






近くにいる君を1秒だって見逃したく無いけど。
もったいないけどまだ我慢。
ギュッと目を閉じてお母さんを思い出しながらそっと眠りにつく











慧「ん〜っ」





気がついたら朝になっていて日差しで目が覚める






慧「ん!!!」






隣で眠っていたはずの天使の温もりがなくて柄にもなく飛び起きる
リビングまでいくとコーヒーのいい匂いがした






「あ、慧おはよ」






柔らかい笑顔で微笑む君





「ちょうど今起こしに行こうと思ってて、、
あ、コーヒーマシン勝手に借りちゃった、ごめんね?」





コーヒーマシンとかそんなのどうでもよくて
この現実が夢みたいで。
もしかしたらまだ夢なのかなって錯覚しちゃうくらいで






「ちょ…慧?どした」






そっと君を抱きしめた





慧「A」







お日様の光が差し込む中
コーヒーのいい香りとパンの焼けるいい匂いを感じながら






慧「もう一度俺と恋してください」





「はい」








君に、人生二度目の告白をした

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:美月 | 作成日時:2024年1月28日 22時

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