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｢おやすみ。慧｣
慧｢ん、おやすみ｣
ベッドに入って1時間
俺の腕に包まれて小さく眠る彼女の姿
慧｢…｣
うん全然寝れないよね？！？！？！
なんなら目ギンギンだよ？
｢…ｽｰ…ｽｰ｣
だめだ可愛いっ！！！！！！
｢…んっ｣
ね！が！え！り！！！！！！！！
慧｢くっ…｣
全てが可愛くて愛おしくてもうどうしようもなくなる。
名残惜しいがこの状況はどうにも出来なくて、
そっと腕を外してベットからでてリビングへ行く
慧｢はあ〜、、、、、、、｣
む〜りだよ！あんなの拷問だよ
慧｢生き地獄｣
ソファーに腰掛けて目を閉じるけど
やっぱり眠れない
ﾌﾟﾙﾙﾙ…
？？｢ん〜はぁ〜い？なに？｣
慧｢ごめん寝てた？｣
？？｢んや？家でちょっと飲んでほろ酔ってた｣
慧｢聞いてよ高木。俺拷問を受けてる｣
雄｢あーAちゃん一緒か｣
電話越しに聞く高木の声はいつにも増して色気がすごい。
雄｢よく我慢できるね。俺絶対無理笑｣
慧｢いや無理よ俺だって笑｣
だから困ってるんじゃん？？？
だから苦しんでるんじゃん？？ね？？高木くん？？
雄｢お母さんの写真みるとね、いいらしいよ笑｣
慧｢お母さんって笑｣
男子高校生みたいな会話を繰り広げながらしばらく高木と話す
雄｢まあでもほんと…良かったね伊野尾くん｣
慧｢まあそうね｣
雄｢みーんないるから。力になるからさ｣
慧｢ありがと｣
雄｢うん、大丈夫よ。なんとかなる｣
心配を吹き飛ばしてくれるのはいつだってメンバーのこの一言
雄｢まあ今夜は自分の力で乗り切って笑｣
楽しそうにイケボで笑う高木さんに感謝を伝えて電話を切って
少し前に家族で撮った写真のお母さんを拡大して眺め
再び寝室に向かった
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作者名：美月
| 作成日時：2024年1月28日 22時
