【うらみちお兄さん】お兄さん達にしてみた、されてみた

記憶喪失ドッキリしてみた ページ46

『えっと……どちら様ですか？』(必殺！困った顔)

表田裏道
「え…………？さすがに嘘……だよな」

彼はいつものように笑いながらそう言いました
ですが、何も言わない貴方を見て察したのか一瞬絶望したような顔になりました
ここでドッキリだとネタばらしをすると、「なんだ嘘かよ……さすがにやりすぎだ…………お仕置な」と安心した顔で言うと貴方を抱っこして寝室へと向かいました

蛇賀池照
「………………。」

貴方の言葉を聞いた瞬間泣き出してしまいました
彼は無言で貴方の事を寂しそうに見つめると、涙を無理やり止めて全力で笑顔をつくりました
いつも貴方に向けていた笑顔で出会った頃と同じように自己紹介を始めます
ネタばらしをすると安心したように貴方を抱きしめてまた泣きだしました
彼は泣き疲れて寝てしまっても貴方を離しませんでした

兎原跳吉
「あ、俺、兎原跳吉っす……こ、これ……からよろし……くっす」

泣きそうになりながらも必死に涙を堪えて自己紹介を始めました
辛そうな彼の姿に思わず泣いてしまうと彼はすぐに涙を手で拭ってくれました
ここでネタばらしをすると、「Aちゃんのバカ……」と言ってそのままそっぽを向いてしまいました
お互い涙腺が崩壊してしまいました

熊谷みつ夫
「………………。」

じーとまっすぐ貴方を見つめてきます
彼はしばらく見つめてから「A、嘘ってばればれだぞ」と言いました
貴方が『なんで分かったの？』と聞くと彼はくすくすと笑いながら「Aが嘘をつく時は絶対に目を合わせないからすぐ分かる」と言いました
彼はなんでもお見通しのようです

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