41 . ページ1
目をぱちくりさせて私を見つめるユンギさん。
『学校が休みなので...その、会いに来ちゃいました...』
少し照れくさくて小さく聞こえるか聞こえないかの声で言うと、一歩一歩歩み寄ってくるユンギさん。
YG「...なんだそれ、可愛すぎんだろ、」
顔をあげれば少し頬を染めたユンギさんがいた
『...へへ、』
YG「ナムジュナ、ホソガ、その3人任せるわ」
HS「え、ちょ、ヒョン!?」
ユンギさんに腕を引かれて、バタバタ歩く
やっぱりカッコイイからモテるのかな"あ、ユンギさんだ!""今日もカッコイイ〜..."なんて声がちらほら聞こえる、たどり着いた先は
YG「...ここ、俺のお気に入りの場所」
校舎の影になっていて、人通りが少ないベンチがある中庭らしき所。ユンギさんがベンチに腰掛けて、隣をポンポンと叩いた。
『サボり場所じゃ無くてですか?』
YG「バーカ、ちげぇよ」
『私ならサボり場所にしちゃう』
YG「...じゃ、サボり場所になるかもな」
そう言ってケラケラ笑うユンギさんの隣に腰掛ける。
YG「...お前さぁ、あんま可愛いこと言うのやめてくんね?」
『え?』
YG「会いに来ちゃいましたとか、無理、可愛すぎんだろ」
こてん、と私の肩に頭を傾けて預けるユンギさん。耳に髪の毛が当たって少し擽ったい。
『...だっていつも来てもらってばっかりだから、私から会いにも行きたいですよ、そりゃ』
YG「......A」
『?なんです...っん、』
名前を呼ばれて、振り向けば
彼の綺麗な顔が近くにあって、キスをされたんだ。と、察する。
YG「...何お前、今日可愛いな」
『っ...も、もう、!』
YG「怒ってんのも可愛い」
『...授業の時は、そんなに可愛がってくれないくせに』
YG「授業は授業、今は今」
『むぅ.........何それ、ずるいです』
YG「いいから、今は黙ってキスされとけ」
悪戯に笑ったユンギさんの顔がゆっくり近づいて、ちゅ、と私の唇に彼のそれが触れる。その瞬間ブーッブーッと私のポケットに入ってる携帯へ着信が入る
『...ミアだ』
YG「...しゃーねぇからそろそろ戻ってやるか、」
『っ、はい』
そっと立ち上がったユンギさんは、私に手を差し伸べて
YG「この時間人多いし、危なっかしいから、繋いでろ」
嗚呼、私はこの人にドキドキされっぱなしだ。
419人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ユンギ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sr - 続き見たいです (2020年9月9日 19時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
Haru - こんにちは!! この作品読ませてもらってます!主役の二人は勿論、とっても優しく、立派なテヒョン君が一番好きです!! 更新楽しみに待ってます!頑張ってくださ〜い!! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 877a29c23d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - 大事なものは前髪とユンギと望さん» コメントありがとうございます!1から追いかけてくださって本当に感謝しかありません...私の文才なんかで良ければ分けます(?)更新頑張ります、本当にありがとうございます、すきです!笑 (2018年11月4日 23時) (レス) id: 803bf8c058 (このIDを非表示/違反報告)
大事なものは前髪とユンギと望 - 移行おめでとうございます!1から追いかけさせていただいてます…もう…少し文才分けてくれません?ね?いいでしょ?ちょっとぐらい(すみません。初コメなのにも関わらず調子に乗って…いつもニヤニヤしながら読んでます!(恥ずい)更新頑張ってください! (2018年10月30日 18時) (レス) id: 9d765c01ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうり | 作成日時:2018年10月23日 6時