待っててね──みんな。２

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濱田side



次の日も...




また次の日も...




神ちゃんは1度も反応しないし、目が覚めることはなかった。




あの事件からもう2週間が経った。




今、俺らはグループの活動を停止にしてる。




神ちゃんがいないWESTはWESTやない、ってみんなの意見が固まったからなんや。




あの家にはまだ住んでるけど家の雰囲気が大分変わった。




誰も喋ろうとはしないし、リビングに集まることもない。




俺と望で賑やかにしようとはしてるんやけど...。




この中にしげが入ってないことにビックリやろ？




あいつが1番うるさいもんな。




しげな...最近全然喋らんねん。




あいつ、個人での仕事も忙しいはずやのに毎日欠かさず神ちゃんの元へ行ってる。




多分ほぼ寝てないんちゃうか？




目の下にもクマ作っとるし...。




そのうちほんまに倒れるで...。






今日は俺としげで神ちゃんに会いにいく。




しげに休めって言ったんやけど聞くはずもなく...。




大｢濱ちゃん...はよ行こ...。」




｢お、おん...。



淳太ー病院行ってくるなー！」




淳｢分かったー...。」




望｢濱ちゃん！神ちゃん目覚ましたらすぐに電話してや！！」




｢分かってるって笑


じゃ、行ってくるな。」




望｢おん...！」




ほら、望だけやねんテンション高いの。




でもな、望も無理してんのバレバレやで...？




ま、俺もハイテンションでおらなやっていかれへんもん。









神ちゃん...早く目覚めてくれな困んで......お前のシンメもうボロボロやねん。

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