二面性残虐犯《緑》2nd.

８７ ページ39

・





「おはようございます...。」

照「もんちおはよー。」

淳「よし、全員揃ったな。ジャニーさんとこ行くで。」









みんな立て続けに事件が起こってるのと社長に呼ばれたのがあって空気が沈んでいた。









(こんな空気にさせてんのも...俺の...)




最近こんな事思ってばっかやわ









WEST「「失礼します！」」

ジ「みんな揃ってるな。単刀直入に聞く。君達は今この状況をどう思っている？」









ジャニーさんの顔が本気で怖い






数々の事件が自分達の周りで起きている事にジャニーさんはどう思っているのか



もしかしたら犯人の目星がついてるのか...？





俺だって、バレてるのか...？









いや、そんなわけ...ないよな









淳「僕は正直、犯人は自分達の周りの人だと考えます。」

「！？」





ジ「ん？神山どうした。」

「あ、いえ、なんでもありません。」







別に自分が犯人だと言われていないのに極度に反応してしまった






どんどん怖く、不安な気持ちになっていく









照「そうですね。俺もそう考えてます。これだけ自分達の周りで起こっているのは偶然とは思えません。あの自 殺した新人くんがやったとも考えられません。」

ジ「それは別に犯人がいるって事か？」

大「でも自分でやったって書いてあったやんか。」

崇「それが犯人が偽作したものだとしたら？」

大「ま、まあそうやんな...。」







まあ普通はそう考えるもんな






新人くん...ほんまに悪いことしてもうた








なんで目つけたんやろ








ジ「神山は...どう思ってる？」

「は、はい...俺もみんなと同じです。まずLIVE会場でそんな事出来るって事は身近な人にしか出来ません。外には警備の人がいますし、外部から入るということは出来ないかと思います。」








そう、ここはみんなに合わせた方がええ







じゃないと怪しまれる









ジ「そうか、身近な人か...。あまりそうとは思いたくないもんだがな。」

「はい...。」







これで的はスタッフにいくだろう


そう思っていた







まさかメンバーを疑うわけがない





そう思ったがこれはただのフラグやった









ジ「.....メンバーとかはないのか？身近と言ってもスタッフだけとは限らんだろう。」

WEST「「！？」」









驚きすぎて言葉も出なかった


まさか自分達を疑うなんて









衝撃が大きすぎてしばらく動けなかった

８８→←８６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す