ジャニスト〜短編集〜２

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流星side


｢...んっ？あれ、俺何してたんやっけ......痛っ。」


あ、そういえばあいつが望に電話して殴れたんやったわ。




え、何この鈍い音...


そう思って前を見るとみんながあいつと戦っていた。



俺の心の中では助けに来てくれた嬉しさと同時に何で来て欲しくなかったのに来たんやと言う気持ちでいっぱいだった。



本当は近くに行きたい...でも俺には金属バットを持った見張りがついてるから動きたくても動けない。


その時...


？｢お前らが憎かった...って言うか羨ましかったんだよ...。


色んな女にモテやがってよ...。


とりあえず、ジャニーズの誰でもいいから痛みつけてやろうと思って。


たまたま近くに住んでんのが藤井流星だったんだよ。


だから、お前らWESTを標的にしたんだよ。」


え、俺が狙われたのってたまたま近くに住んでただけの理由なん？



そんなん完璧俺のせいやんか...

俺が近くに住んでなかったらみんなを巻き込むことにならんかったのに...。


その時聞こえたこの言葉


｢ま、これでお前らも終わりだな。」


あいつがそう言うと俺の見張りをしていた男が1番近くにいた望に向かって走り出していた...。



あかん...望がやられてまう！



俺の体は望を助けたい一心で勝手に動いていた。


今残ってるほんのわずかの体力を使って俺は望の前に立っていた...。




_______________ガンッ



頭に走った鋭い痛みと同時に聞こえたみんなの俺の名前を呼ぶ声...。



そこで俺の記憶は途絶えた…。

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