ジャニスト〜短編集〜２

しげ(いじめ) ページ28

大毅side


ガタッ


｢あ、すいません！！」


またやってもうた。


今俺らの冠番組の収録しとるんやけど...


後ろにあるセットにぶつかって倒してしまった。


照｢もーお前は何やってんねん！！」


ゲストの方にビックリさせてもうた。


｢ほんまにごめん！！」


ゲ｢みんなおもろいな〜笑」


ゲストの方はそう言ってくれてるけど、さっきから1人のスタッフの人の顔が俺を睨んでるように見える。


なんで最近こんなんばっかなん？


メンバーのフォローやゲストさんの優しさもあってその後は何も起こらず収録を終えた。


俺らはすぐゲストの所に謝りに行ったが｢全然大丈夫だよ〜。今日はお疲れ様。」と言って許してくれた。


楽屋に戻った後も


｢みんな、ほんまにごめん！！最近こんなことばっかりで...。」


濱｢全然気にしてへんって！誰だってこういうことあるし笑」


望｢大丈夫、また何かしたとしても俺らでフォローするから！」


｢ほんま、ありがとう...。」


みんな何も文句を言わず許してくれた。


この後、俺と淳太と神ちゃんは仕事が残ってるから楽屋に残り他のみんなは帰った。


その後...


ｶﾞﾁｬｯ

ス｢重岡さん！ちょっといいですか？

マネージャーさんが仕事の確認をしたいそうなので...。」


｢あ、はい！分かりました。」


楽屋を出てスタッフについて行ったんやけど...


｢なあ、マネどこにおるん？

...いった。」


そう言った瞬間そのスタッフに手を引かれ物置部屋に連れていかれた。

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