ジャニスト～短編集～２ (ページ25)

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大毅side

久しぶりに流星に会える！って思ってたんやけど、久しぶりに見た流星はいつもの流星に見えなかった。

流｢俺ちょっと寝るわ。

順番来たら起こしてなー。」

｢はいよー。」

せっかく流星と話そうと思ったのに...

大丈夫かあいつ...。

神｢しげ、流星の事心配なんやろ？」

神ちゃんはすぐ気づくな。

｢おん...だって久しぶりに会えたと思って見たら、めっちゃ痩せとるし、目の下クマだらけやし、元気無いし...。」

淳｢そうやな、俺らと会ってなかった間どんなスケジュールやったんやろう...。」

｢俺、ちょっとマネ呼んでくるわ。」

こんなにやつれて絶対スケジュールきつきつやろ。

そんな事を思いながら楽屋を出たらすぐにいた。

マ｢あ、重岡さん！」

｢あのーさ、ちょっと楽屋きて。」

マ｢あ、はい。」

ｶﾞﾁｬｯ

濱｢お、来たか。流星さ、俺らと会ってない間どんなスケジュールやったん？」

マ｢もうとにかく休む暇がなくて。
次から次へと仕事が入って帰るのはもう夜中の2時過ぎなんですよ。朝も早いし...だからほぼ寝てないんですよ。
朝、ちょっとぐらい仕事後回しに出来ますけどどうします？って聞いたら
『今日は久々のメンバーとの仕事やからめっちゃ楽しみやねん！だから減らさんでいい。』って。でも僕心配で...。」

｢そうやったんや、ごめんな俺ら気づかんで。」

マ｢いえ、大丈夫です。でも僕よりみなさんの方が支えてあげられると思うので、何かあった時はお願いします。」

淳｢おん、分かった。任せとけ。教えてくれてありがとうな。」

マ｢はい、では失礼します。」

マネが楽屋から出ていった。

いつの間にか撮影の時間。

照｢流星起こさんと。」

｢流星、起きや～。」

なかなか起きない...。

望｢そうとう疲れ溜まっとるんやろうな。」

何回か揺すったらやっと起きた。

流｢ん...。あ、ごめ。着替えてくるわ。

おっと......危なっ笑」

起きた瞬間ふらついた流星。

濱｢あいつ、ほんまに大丈夫なんか？」

神｢ちゃんとみんなで支えてあげな。」

こうして撮影が始まった。