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状況整理 ページ10

モトキside



最初っから炭治郎守ればいいんじゃないの…?



全「……」

モ「…それはダメだと思う…」

ザ「なんで、?」

「だってさ、よく考えてごらん?
炭治郎や他のみんなが鬼殺隊に入ってから、
何年も動かなかった物語が初めて動き出すんだよ?
申し訳ないけど、炭治郎はそういう運命なんだ。」

ダ「確かにそうだなぁ、…」

マ「もう夜になる。…きっと、…」

シ「明日、だな。炭治郎の悲劇が始まるのは。」

ン「今日はもう寝ようか。」

ザ「そうだね。」

全「おやすみ。」




「…」



あ、A…



モ「Aも寝られないの?」

「…モトキ、…」

モ「お揃いだね(笑)」

「…うん。」

モ「悩んでるんでしょ。」

「え?、」

モ「いつ出るのか。いつ炭治郎に会うのか。
そもそも、どうやって刀を振るのか。」

「よくわかったね(笑)」



儚く笑う君は…いつもより悲しげだ、…



モ「辛いと思うけど、俺たちの死際を思い出して?」

「えっ、…っ、…」

モ「辛いよね、痛かったよね、…
でも、そこにヒントが隠されてたんだ。」

「…ぁっ、…!」

モ「…気づいた?」

「そうか、あれは伏線だったのか、…きっと、
マサイは水柱
ンダホは岩柱
モトキは鳴柱
ダーマは霞柱
シルクは炎柱
そして…私は………雪柱、?」

モ「…そうだと思う。」

「雪柱なんて、…いた、…?」

モ「…きっとこの物語は。Aが鍵になる。
辛いかもしれない。でも、大丈夫。
俺が、…俺たちが全力で支える。怖いかもしれないけど。」

「…怖くなんかないよ。」

モ「え、?」

「誰かを助けるための鍵になるんだったら本望だよ。
私は、…無能なんかじゃないって証明になる!」



あぁ、…Aは、なんで、なんでそんなに
強くいられるの、?

俺がその立場になったら、恐くて、怖くて、逃げ出したいのに。

どうしてそんなに明るい笑顔でいてくれるんだ、A、



「もう遅いし、寝よう?」

モ「…」

「きっと明日が、物語の始まりだ。」

モ「…そうだね。」




早死に、無駄死にだけはしないこと。


「約束。」

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ゆうり(プロフ) - ジルマルさん» ありがとうございます!励みになります!頑張ります! (2023年3月27日 19時) (レス) id: 6784ab6ab9 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル - とっても面白い作品です!これからも更新頑張ってください! (2023年3月27日 17時) (レス) id: a7d59b187e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうり | 作成日時:2023年3月20日 15時

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