魚ってトリップするんだ 1

いい加減にしろバカタレ ページ43

炭治郎side


甘露寺「任せといて！みんな私たちが守るからね！」

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ!

甘露寺「こっちは私が何とかするから！Aちゃん！
炭治郎君達を守って！」

「りょうかい！」



「本体を殺せ！炭治郎！」

炭治郎「この木みたいなのに登ってください！」

「なにこれ！？」

玄弥「ぅー、ガブッ！」

「え、ちょ、玄弥君何してんの？！」

炭治郎「腹壊さないかな……」

「心配するところそれじゃないでしょ？！」


「そうか、実弥が言ってた……一時的に鬼になれるのか、」

半天狗「ヒイィィィいたいぃぃ！」

炭治郎「待て！逃げるな！」

玄弥「いい加減にしろこのバカタレエェェェ！！
ガアァァァァ！くそがァァ！いい加減死んどけお前っ……」

玄弥「空気をっ 読めえええ！！！！」

ﾄﾞｶﾞｧﾝ!!!

「木……ぶん投げた＿＿！！」

半天狗「！？ｷﾞｬｱｧｧ!」



半天狗「お前らはァ！儂がぁぁ！可哀想だとは
思わんのかァァァァァ！」


半天狗「弱いものいじめをォするなぁァァァ！」

玄弥「テメェの理屈は全部クソなんだよボケやろうがァ！」


ﾄﾞｵﾝ!

炭治郎「禰豆子！」



炭治郎「逃がさないぞ…地獄の果まで逃げても追いかけて
頚を……斬るからな……！」

でも……今は刀がないッ……！



ﾋｭﾝﾋｭﾝｯ!

ドスッ！

炭治郎「……！」

無一郎「炭治郎！その刀を使え！」

シ「今はお前にしか頚は斬れない！
夜明けが近い！逃げられるぞ！」



ドォンッ


炭治郎「ヒノカミ神楽 円舞一閃！」



炭治郎「よしっ、斬った！禰豆子！早く逃げ……」

「炭治郎だめだ！まだ死んでない！」

炭治郎「……？！舌に……恨み？！本体は怯えだった……！
しくじった！トドメを」


ｶｯ!!!


ｼﾞｭｳｳｯ


禰豆子「ｷﾞｬｯ!!!」

炭治郎「禰豆子！」

まずい！

陽が登る！

誰か……玄弥！時透君！シルクさん！

駄目だ無理に決まってる！崖の上からここまでなんて

そうだ！あの鬼も朝日で……！

駄目だ！！その前に里の人が！


駄目だ、決断できない……、


ﾄﾞｶｯ!!!


その時、禰豆子は庇っていた炭治郎を蹴り上げた。


禰豆子「……ﾆｺｯ､」

炭治郎「……！」


嗅ぎわけろ……まだ遠くには逃げてない。


そこか。鬼の中に……

見つけた。心臓の中。

今度こそお終いだ卑怯者。

悪鬼！！！



ﾄﾞﾝｯ!!!!!


炭治郎「命を持って！罪を償え！！」



ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ……

犠牲→←柱として。

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