魚ってトリップするんだ 1

敵襲 ページ36

炭治郎side


無一郎「鉄穴森っていう刀鍛冶知らない？」


炭治郎「わあぁあ！時透君今俺の鼻つまんだ？！」

無一郎「つまんだ。反応が鈍すぎると思う。」

炭治郎「いやいや！敵意があれば気づきますよそんな！」ｱｾｱｾ

無一郎「まぁ敵意を持って鼻はつままないけど。」

炭治郎「鉄穴森さんは知ってるけど…どうしたの？」

無一郎「鉄穴森は僕の新しい刀鍛冶。」

炭治郎「一緒に探そうか？」

無一郎「…なんでそんなに人を構うの？
君にはやるべきことがあるんじゃないの？」

炭治郎「人のためにすることは結局
巡り巡って自分のためにもなっているものだし！
おれも行こうと思ってたからちょうどいいんだよ！」

無一郎「えっ…？今、今なんて言ったの？今 今…」

炭治郎「んっ？誰か来てます？」

無一郎「そうだね」

半天狗「ヒイィィィィィ」


裏返ってるのか目には数字を確認できなかったが

間違いなくこの鬼は上弦だった。


無一郎「霞の呼吸、肆の型 移流斬り」

半天狗「ヒイィィィ」ドタバタ

無一郎「(速い…仕留められなかった)」

半天狗「やめてくれぇ、いぢめないでくれぇ、痛いぃいい」

炭治郎「気後れするな！大勢人を殺している鬼だ！
そうでなきゃ柱の攻撃を避けられない」


ｻﾞﾝｯ!


半天狗「ヒイィィィ斬られたああ」


斬った！頚を！速い…！！でも

上弦は頚を斬っても死なない場合がある。

妓夫太郎や堕姫のように何らかの条件がついたり

炭治郎「時透君油断しないで！」

無一郎「！」



ﾒｷﾒｷﾒｷｯ!


分裂した？！

炭治郎「後ろは俺が！」


ﾊﾞｷﾞｬｯ!!!!


炭治郎「禰豆子…！」

俺は建物が壊れる寸前に禰豆子に助けて貰えた……でも…！


炭治郎「時透君！！」



ﾄﾞﾝｯ!!!!!



何っ…だこれは…

あの錫杖……！！

まずい意識が

飛びそうだ……！！


屋根に……誰かっ……



……玄弥…

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