魚ってトリップするんだ 1

煉獄さん。 ページ26

ﾄﾞｵﾝｯ!!!!!




モ「あぁ、…やっぱり。」


杏寿郎「炎の呼吸。弍の型 昇り炎天」





猗窩座「素晴らしい提案をしよう。」


猗窩座「お前らも鬼にならないか。」

杏寿郎「ならない。」

モ「ごめんだね。」

「くっ、…もちろん、私だって、ごめんだ、っ、」

モ「A？！駄目だ！」

杏寿郎「俺は炎柱煉獄杏寿郎だ。」

モ「おれは鳴柱モトキ。」

「わたし、は、っ、雪柱、A…！」

猗窩座「雪…！」



ﾄﾞｺﾞｵﾝｯ!!!!



モ「…もう動くなA。」

炭治郎「(煉獄さん…！)」

「煉獄さん！！！」





炭治郎「うわぁぁああ！！！！」

杏寿郎「もう叫ぶな。腹の傷が開く。君も軽傷じゃないんだ。」



杏寿郎「竈門少年。おれは君の妹を信じる。」



杏寿郎「胸を張って生きろ。」

「煉獄さん…、！」

杏寿郎「モトキ、A。
これから色々な困難があろうとも。柱として。
胸を張れるようになれ。君たちは立派だ。」

モ「…はい。」

「…」


炭治郎「悔しいなぁ…」


炭治郎「おれは…煉獄さんみたいに…なれるのかなぁ、…」

善逸「ぅっ、うっ、ううっ、」



伊之助「弱気なこと言ってんじゃねぇ！」


伊之助「べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ！
悔しくても泣くんじゃねぇ！！！」

善逸「お前も泣いてるじゃん…」


「っ、…(頭が、…)」

モ「…A。気負わなくていいよ。
疲れたでしょ。もう大丈夫。隠しも来たし。
俺が連れて帰ってあげるから。」

「…ｽｰ､ｽｰ､」

モ「おやすみ。」

隠「あの、モトキ様は大丈夫ですか、？」

モ「うん。」

隠「A様…」

モ「大丈夫。胡蝶の屋敷に連れていくよ。」

隠「かしこまりました。」

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