魚ってトリップするんだ 1

無限列車 ページ23

モトキside


炭治郎「"無限列車"っていうのにのれば、
煉獄さん、Aさん、モトキさんに会えるはずなんだけど
すでに乗り込んでるらしい。」

善逸「その人たちに会うのかよ。って！Aさんって？！
ねぇ！Aさんって言った？！」

炭治郎「うるさい、はやく買ってきてくれ、…」



伊之助「うおおぉぉ！腹の中だ！！！」

善逸「うるせぇよ！」

善逸「Aさんは分かるけど、柱だっけ？
モトキさんと煉獄さん。
顔とかちゃんと覚えてるの？」

炭治郎「うん。煉獄さんは派手な髪の人だったし、
モトキさんはめちゃくちゃ童顔だった。
匂いも覚えているから。だいぶ近づいて…」

うまい！

杏寿郎「うまい！うまい！うまい！」

モトキ・A「…汗」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

かまぼこ隊「！？」




炭治郎「あの、すみません、れ、煉獄さ、」
杏寿郎「うまい！」
炭治郎「あ、それはもうすごく分かりました…」

「あれ？炭治郎達も無限列車？」

モ「あ！炭治郎！善逸と伊之助もだあ！」

善逸「…なんで名前知ってんの？！」

炭治郎「こら！柱だ！」

モ「んー、ある程度は覚えるようにしてるかなぁ〜」(大嘘)

杏寿郎「溝口少年！俺の継子になるといい！面倒を見てやろう！」

炭治郎「どこみて話してるんですか？！あと俺は竈門です！」


伊之助「うおおぉぉ！すげぇすげぇ速えぇぇ！！」

モ「伊之助、危ないよ？」

「そうだよ、いつ鬼が出てくるか分かんないからね。」

善逸「…え？」


善逸「嘘でしょ？！鬼出るんですかこの汽車？！」

「出るよ〜」

善逸「出んのかい？！」

モ「普通に出ると思うよぉ〜」

モトキ・A「ね〜！」

善逸「ねぇー！じゃないよ！」

車掌「切符…拝見…致します…」

モ「…！A…！」

「…大丈夫。」

炭治郎「何ですか？」

杏寿郎「車掌さんが切符を確認して切込みを入れてくれるんだ」

善逸「おりるうぅぅぅぅぅ！」

炭治郎「(何だろう…嫌な匂いがする…！)」






全 ｽｰｯ､ｽｰ､

「助かった、」

モ「うん、そうだね。」



実はあの時。



モ「…！A…！」

「…大丈夫。」

雪の呼吸。肆の型。透凍義眼。


そう。Aの肆の型は、
Aと、Aに触れているものを一時的に透明にできる。

だから、切符も切られずに済んだ。



あとは…

モ「ここからどうするか。」

魘夢「…夢を見ながら死ねるなんて…幸せだよね。」

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