○君の彼氏になりたかった ページ4
目黒side
＿＿＿＿＿＿＿＿深夜、12時。
俺の家には、Aちゃんが遊びに来ている。
「ねぇAちゃん」
『んー？何？』
「もう12時だけど、帰らないの？」
時計の針はとうに12時を過ぎ、
そろそろ帰る時間だと思うんだけど。
Aちゃんはソファでくつろいでいる。
『なに、帰ってほしい？』
「いや、そういうわけじゃないけど…」
少し上目遣いで、そう聞くAちゃん。
…阿部くん並みにあざとい。
「もう日付変わってるよ？
…もしかして、俺の彼女にでもなるつもり？笑」
『なーんか聞いたことある台詞だね』
そんなに言うなら帰りますか〜、と
Aちゃんは帰る支度を始めた。
…こんなあっさり帰るなんて。
Aちゃんの甘い香りが鼻を掠めて、
支度中のAちゃんを思わず後ろから抱き締めた。
『…もー、めめ？』
もしも、俺に勇気があったら。
「…大好き」
この言葉も、本気で言えたんだろうか？
『…ふふ、ありがと。私も好きだよー、めめ』
Aちゃんはそうやって、さらりと躱す。
もし俺達がアイドルじゃなかったら、
もし俺達が普通に出会って、普通に生活してたら、
俺は、君の彼氏になりたかった。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ジャ二ストloveさん» コメントありがとうございます(^.^) (2021年5月8日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ジャ二ストlove(プロフ) - あべふじをくっついて欲しいです(*^^*) (2021年5月8日 11時) (レス) id: 331f62d9bd (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - h_mochiさん» コメントありがとうございます＾＾ (2021年5月6日 13時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
h_mochi(プロフ) - くっついてほしいです！ (2021年5月6日 11時) (レス) id: 8dbf9e2b5e (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - 美紀さん» 美紀さんこんにちは！いつも応援して下さってありがとうございます（ ; ; ） (2021年4月21日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年4月20日 22時
