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「それって…もうタイムリープできねぇって事？」
パーちんの結婚式から数日。
タケミっちが私達の店、“XJランド”へ訪れた。
タケミっちが話してた内容は驚くもので、
マイキーは今、“梵天”という組織にいるという。
何でもありの、極悪集団。
「…うん」
「そっかぁ…もうヒナちゃんは助けたワケだし、
当然っちゃ当然かー」
「…なぁ、あの二人なんの話してんの？」
『…さぁ、なんか二人だけの話じゃない？』
一虎はタケミっちのタイムリープの事知らないから、
迂闊に話せないんだよなぁ。
「千冬…オレ…マイキー君に会って話したかった。
知ってたんだろ？千冬」
『！』
そうか、タケミっち、知っちゃったんだよね。
「…なんでマイキー君また悪りぃほうに行っちまったんだろ？
そんなそぶり見せなかったのに…Aさん何か知りませんか？」
『…え、？』
急にタケミっちにそう聞かれ、
心臓がドクン、と鳴った。
「あれだけ仲良かったなら、
何か知らないかなーって…些細な事でも良いんですけど…」
『…いや、私は……』
「ていうかAさんはマイキー君と会ってないんですか？
どうして千冬の店で……」
「タケミっち」
どう答えようか迷っていた時、
千冬がタケミっちの名前を呼んだ。
「Aが困ってる。あんま矢継ぎ早に質問すンなよ」
「あぁ、悪りぃ………って、“A”、？
あれ、千冬って呼び捨てだったっけ…？」
「そりゃ一緒に働いてりゃ呼び方も砕けんだろ」
な？と私に笑いかける千冬。
千冬のこういう所、本当に素敵だと思う。
今タケミっちに付き合ってる事言っても、
きっとなんで？どうして？となる筈だし。
「…マイキー君が姿消しちまったあと、オレも色々と探し回ったんだ」
『！』
そう、だったんだ。
「でも結局なんもわかんないまま！だからこう思う事にした。
マイキー君はきっと自分の道を見つけたんだ。自分の意志で！
だからオレも自分の道を生きようって…」
千冬は、再び私に視線を向けた。
酷く優しい、顔だった。
◆In the middle of the back alley→←｜
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莉子(プロフ) - 重岡ゆう毅さん» わぁ…!!楽しみにしてますね(*´∇｀*) (2022年4月2日 22時) (
レス) id: e12f476466 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - なつきさん» 続編出せてなくてすみません(^-^; 単行本を読み進めてはいるのですが、今後の展開をもう少し把握してからの方がお話書きやすくて…。内容考えてきてはいるので、もう少しお待ち下さいm(__)m (2022年1月12日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 高校生編見たいです（ ; ; ） (2022年1月11日 1時) (レス) id: 337fb59863 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - 莉子さん» 実は本編の続編がこの夢を見ていたところから始まる予定です（´-`）.｡o０なのでここで完結、ではないので安心してください！ (2021年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - え…夢オチ、、ってことですよね、？ (2021年11月7日 8時) (レス) @page28 id: e12f476466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月22日 21時
