七人目の創設メンバー３【東京リベンジャーズ】

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「東卍は今日で解散する。どんな最高の時間だっていつかは終わる！
それが今日なだけだ。けど忘れんな！
Aが言った通り、東卍はいつまでもオマエらの心ん中にいる！」


オォオオ！！とチームのみんなが叫ぶ。






　






「これで良かったんだよな」

『…マイキー』




東卍コールの中、マイキーはそう呟いた。





『東卍が解散しようと、私達はいつでも一緒だよ』

「…そうだな」



マイキーは、ふんわりと微笑んだ。






.






「信じられないよ兄ちゃん…東卍が今日で終わりだなんてさぁ…」

「そーだよなぁ…でもさ、オレがマイキーの立場でもきっとそうするよ。
アイツ…大切なモンいっぱい失くしちゃったからさ」




近くでスマイリーとアングリーが話している。

二年前の真一郎君から始まり、場地、エマ。
この数年間で、マイキーは大切な人を失いすぎた。



千冬とタケミっちは、何やら二人で話している。
きっと、未来に帰る話でもしているんだろう。









「なぁみんな！」




ふと、八戒が声をあげる。
　


「解散記念にタイムカプセル埋めね？」

「タイムカプセル？」

「いーね！」




タイムカプセルかぁ。
なんだか青春っぽくていいな。



「じゃあ…未来の自分に手紙かこーよ」

「手紙…？」

「んー…そうだな。開けるのは12年後！」




そう告げるマイキーに、思わず笑みが溢れる。




「12年後？」

「なんで12年後なの？」

「さあ？でもたのしそー」

「ここに一週間後、自分への手紙と大事なモンもってさ」









　








　





　






そして、一週間後の3月15日。

私達は再び武蔵神社へと訪れた。



「何埋めたン？」

「バーカ。それ言ったらおもしろくねぇだろ？」

「先は長いね…何入れたか忘れちゃいそうだ」

「そーそー、それがタイムカプセルの醍醐味ね！」



私も、自分にあてた手紙と、
大切な物を一つ、箱に入れて埋めた。



「けっこーワクワクすんな！」

「ハイ！」

「たのしみたのしみ♪」





「みんな忘れんなよ…
12年後の東卍結成日(6月19日)、またこのメンバーで集まろう！」

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