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先生が“人質”と言った途端、
教室が静かになった。
逢「人質ってどういうことですか」
「俺の目的が達成するまでみんなには、
この教室に居てもらう」
この先生の言葉を聞いたみんなは、
「滑ったね」だとか「浮かれちゃった？」だとか
先生を笑い者にした。
諏「ねぇ、もしかしてさぁ、
卒業に関わる重要な事ってこれ？
このために全員出席するよう呼びかけたの？」
諏訪ちゃんの問いかけに、
先生は「そうだよ」と答える。
「卒業する前にみんなとぜひ
“解決”しておきたい事があって」
石「んだよ、こんな事なら家で寝ときゃよかった」
甲「アホらし、帰るぞ」
…ふぅん、帰っちゃうの。
一体どうやって帰るのだか。
甲斐くんたちは、
後ろのドアから出ようとした。
「扉は開かないよ、特殊な鍵を掛けたから」
甲斐くんはドアに手をかけるが、
もちろん開くわけがない。
甲「ちっ…
さっきから訳分かんねぇ事ばっか言いやがって」
甲斐くんは、先生の方へと歩いていく。
そして、先生のジャケットを掴んだ。
甲「さっさとドア開けろ！」
しかし先生がそれに負けるわけもなく、
甲斐くんの腕を捻り教卓に押し倒した。
痛がる甲斐くんをよそに、
先生は甲斐くんのブレザーのポケットから、
ナイフを取り出した。
「こんな物騒なもん持ってきちゃだめだろ」
没収だ、と先生は言った。
石倉くんや須永くん、
中尾くんたちが先生に向かって行くけれど、
全員蹴飛ばされた。
さすが先生、お強いこと。
甲「調子乗ってんじゃねぇ…… ！」
甲斐くんが先生を殴ろうとしたけれど、
それを難なく受け止め床へ押し倒し、
甲斐くんの上に跨った。
そして先ほど奪ったナイフを手に持った。
「調子に乗ってるのはお前の方だろ」
そう言い、ナイフを振り上げ、
甲斐くんの顔の横スレスレへ刺した。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» いえいえ！ (2019年2月16日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 何度も回答ありがとうございます！ (2019年2月16日 18時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» はい、拳です！手を描くのは苦手なので下手ですが、、笑 (2019年2月16日 17時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 再びすいません「湧き上がる勇気」の絵に描いてあるのは拳ですか？ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» この作品に出てくる全ての絵は、私がスマホで描いているものになります！ (2019年2月16日 16時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2019年1月31日 17時
