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『つまり澪奈は、
ドーピングなんてしてなかったってこと』
「でも彼女は、この投稿がきっかけで自/ 殺 した」
宇「それが原因？」
宇佐美ちゃんは、震えた声で先生に聞いた。
「あぁ、本人から聞いたから間違いない。
そこで今日は、この投稿者に名乗り出てもらいたい」
逢「この中にいるんですか？」
「あぁ。
はい！やり逃げXさん手あげて！」
もちろん誰も手をあげるわけがない。
甲「あげるわけねぇだろ」
「そうか〜
じゃあ夜の20時まで待つか。
それまでに名乗り出てくれれば今日死人は出ない」
『もし名乗り出なかったら、誰か死ぬよ』
「盛り上がっていこうか」
先生はそう言って、
教室を出て行った。
私も出ていこうとしたが、
先生に目で「ダメだ」と言われた気がした。
その時、甲斐くん達数人が、
同時に廊下へ出て行った。
なるほど、私に聞かれちゃまずいことか。
私は、スカートのポケットから、
ワイヤレスイヤホンを取り出し、耳につけた。
実際のところ、
イヤホンでなく、盗聴器だが。
実は、廊下のコンセントに二個つけておいた。
これは、先生も知らないことだ。
イヤホンからは、
中尾くんが生きているかもしれない、と
さっき話していたことが聞こえた。
そして、先生からリモコンを
奪えないか、と話し始めた。
甲「でもAも持ってるだろ」
里「あ〜、忘れてた…」
水「…殴るでもなんでもしたら？」
真「仮にも女子だろ」
仮にもって何よ、真壁くん。
そして甲斐くんは、俺が奪うと言い始めた。
ここまで聞いて、
私はトイレへと向かった。
個室へ入り、壁にもたれかかる。
甲斐くんたちの声が聞こえないということは、
私が居なくなったのをみて、
教室へ戻ったのだろう。
「…A」
『っえ！？』
耳から聞こえた先生の声に、
思わず驚いて声が出てしまった。
『…なんで、』
「俺が気付かないとでも思ったか？」
『……は、はは、』
そうだ、相手は柊一颯。
先生を、甘くみていたようだ。
「いつの間にこんなの付けたのか知らないが…
バレないようにな、踏まれでもしたら耳壊れるぞ」
『…あーい』
「あとで美術室に来るように。分かったな？」
『…りょうかいです〜…』
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重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» いえいえ！ (2019年2月16日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 何度も回答ありがとうございます！ (2019年2月16日 18時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» はい、拳です！手を描くのは苦手なので下手ですが、、笑 (2019年2月16日 17時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 再びすいません「湧き上がる勇気」の絵に描いてあるのは拳ですか？ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» この作品に出てくる全ての絵は、私がスマホで描いているものになります！ (2019年2月16日 16時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2019年1月31日 17時
