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私もモニターを見ると、
水越ちゃんが何やら声を荒げている。
先生は、ちらっと私を見た。
『…あー、止めてくる』
先生にそう告げ、
私は教室へ向かった。
教室に着くと、
水越ちゃんは手を振り上げていた。
あ、茅野ちゃんが叩かれる。
咄嗟にそう思った私は、
教室のドアを乱暴に開け、
水越ちゃんの手を掴んだ。
水「！？」
茅「A…」
『ダメだよ、水越ちゃん』
そう言えば、
水越ちゃんは私を睨んだ。
水「なに、裏切り者がなんの用！？」
『何って…止めに来たんだけど』
水「止めにって…あんた何様のつもり！？」
水越ちゃんは、私に掴まれた腕を振り払い、
私を殴ろうとした来た。
私はその手を掴み、水越ちゃんを引き寄せた。
『昨日の見てたでしょ？
中尾くんでさえ気絶したんだよ。
か弱い水越ちゃんなんて、一発だよ』
私が耳元でそう言うと、
水越ちゃんは手の力を抜いた。
『みんなさ、カメラあるの忘れてない？
みんなが何か起こすと、私が来ないといけないんだよね』
甲「…なら、お前が相手になるってわけかよ」
『まぁ、殴り合いの喧嘩なら、そうなるね』
はは、と笑ってみせると、
みんなは静かになった。
茅「ねぇ…なんでAは先生の仲間に？
何か理由があってやってるんだよね？」
茅野ちゃんは、そう聞いてきた。
『昨日も聞こうとしてたよね。そんなに知りたい？』
茅「知りたいよ。友達だもん」
“友達だもん”
どこかで聞いたことのある、セリフ。
“だって、Aは友達だもん”
『…澪奈、』
茅「え、」
「A」
スピーカーから聞こえる先生の声で、
現実に引き戻された。
『せんせ…』
「戻ってこい」
茅「っ待って、まだ理由聞いてない、」
『聞いたって面白くないよ』
先生が待ってるから、と
私は教室を後にした。
少し痛む心臓を、
手で押さえながら。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» いえいえ！ (2019年2月16日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 何度も回答ありがとうございます！ (2019年2月16日 18時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» はい、拳です！手を描くのは苦手なので下手ですが、、笑 (2019年2月16日 17時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 再びすいません「湧き上がる勇気」の絵に描いてあるのは拳ですか？ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» この作品に出てくる全ての絵は、私がスマホで描いているものになります！ (2019年2月16日 16時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2019年1月31日 17時
