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宇「だいたい自分が一番の親友みたいに
語っちゃってさ、そういうのマジでムカつくんだけど」
諏「あんた周りからなんて呼ばれてるか知ってる？
“奴/ 隷”だから。なんでも言うこと聞く奴/ 隷分かる？」
そういえば、そう呼ばれてたっけ。
諏「誰もあんたの意見なんて求めてない
黙って言うこと聞いてりゃいいんだよ！！」
「酷いねぇ」
先生はぼそっと言った。
宇「うっさい。
私は卑怯な真似してまで1位になろうとしたあいつに
ムカついたから喋りたくなかっただけ。
それのなにが悪いの」
諏「香帆に一票」
中「薬使うようなやつとは仲良くなれねぇよな」
水「そうそう、自業自得でしょ」
…次第に、鼓動が速くなるのを感じる。
ダメだよ、落ち着かなきゃ。
必死に意識をそらそうと、
下を向いて目を瞑った。
しかし、
甲「あんなやつ死んで当然だったんだよ」
甲斐くんのその言葉を聞いて、
思わず顔をあげた。
…死んで当然？
なにそれ、
茅「ふざけんな…」
茅野ちゃんの、声が聞こえた。
茅「ふざけんじゃねぇ！！」
茅野ちゃんはズカズカ歩いてきたと思うと、
甲斐くんのお腹に膝蹴りをかました。
その反動で、甲斐くんは吹っ飛んだ。
茅「あんた達に何が分かんの！？
澪奈の…何が分かんの！！
澪奈はいつも凛としてて結局薬/ 物 なんか
やってなかったし、なのに情報に踊らされて
彼女を追い詰めたのはあんた達じゃない！！
なんで死んでまで悪口言われなきゃ言わないの！？
許せない、絶対許せない！！」
茅野ちゃんは、早口でそう言った。
茅「けど…一番許せないのは私だ……
澪奈を被写体としてしか見てなかった
先生の言う通り、手紙を書いたのはちゃんと意味があった」
茅野ちゃんは手紙を取り出し、
一文を読み始めた。
茅「“さくらとは友達になれない”
滲んでるの…なれないの文字が……」
『…茅野ちゃん、それ、見せて』
私は茅野ちゃんの元へ行き、
その手紙を見た。
確かに、文字は滲んでいる。
澪奈、泣きながらこの手紙を………
茅「私はそれに気づこうとしなかった。
気づかないふりをした。
怖かったから。
私も澪奈みたいにみんなに無視されるのが怖かったから。
澪奈のSOSを踏みにじった。
澪奈が自/ 殺 したのは……私のせい。
私のせいで…澪奈は命を絶った。
ごめん…ごめんね澪奈……」
茅野ちゃんは、俯いてそう言った。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» いえいえ！ (2019年2月16日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 何度も回答ありがとうございます！ (2019年2月16日 18時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» はい、拳です！手を描くのは苦手なので下手ですが、、笑 (2019年2月16日 17時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 再びすいません「湧き上がる勇気」の絵に描いてあるのは拳ですか？ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» この作品に出てくる全ての絵は、私がスマホで描いているものになります！ (2019年2月16日 16時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2019年1月31日 17時
