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須「武智のやつなんか楽しそうじゃね？」
中「あいつのことだから100%話盛ってるよ」
グラウンドにはテレビも来ていて、
武智先生は興奮しながら話しているようだ。
兵「警察も多いしなんか注目されてんなぁ、俺」
真「お前じゃなくてこの状況が、だろ」
兵「俺じゃないかぁ」
誰があんたに注目するか。
そんなことを思っていたら、
ドアが開いて先生が入ってきた。
先生と一瞬目が合い、
私はスカートのポケットを確認した。
先生から預かった、小型スタンガンだ。
小型でも、首に当てれば気絶くらいする。
「どう？考えはまとまった？」
先生は茅野ちゃんの机に手をついて言った。
茅「もうちょっと…」
「間違えたら誰かが死ぬんだ。
答えたくない気持ちはわかる、でも
もう20時まで時間がない。
答えられなきゃ、この教室ごと木っ端微塵だぞ」
茅野ちゃんは、
先生の言葉に顔をしかめる。
先生は教卓へ行き、パソコンの画面を見つめた。
宇「さっきの言えばいいんじゃない？」
諏「あれでいいと思うけど」
水「私も」
さっきの、と言うのは、
“澪奈はドーピングがバレて自/ 殺 した”
という答えだ。
甲「さっさと言えよ！」
痺れを切らした甲斐くんは、
机を蹴り飛ばした。
『甲斐くん、落ち着いて』
私がそう言うと、
不満そうな顔で前を向いた。
茅「…景山澪奈は、
今年の全国大会でドーピングがバレて自/ 殺 した」
「それがお前の答えか？
それでいいんだな？」
先生は、茅野ちゃんへそう問いかける。
甲「しつけぇな、良いに決まって… 」
「茅野に聞いてんだ！」
先生は、大声で甲斐くんを怒鳴った。
「お前が、景山の何を見てきて、
何を見てなかったのか…よく考えるんだ」
茅「今更何を言ったところで澪奈は帰ってきません」
「確かに。景山を失った過去は変わらない。
でもこれからのお前を変えることは出来る。
自分自身で考えて、答えを出すんだ」
茅野ちゃんは、強くスカートを握った。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» いえいえ！ (2019年2月16日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 何度も回答ありがとうございます！ (2019年2月16日 18時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» はい、拳です！手を描くのは苦手なので下手ですが、、笑 (2019年2月16日 17時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 再びすいません「湧き上がる勇気」の絵に描いてあるのは拳ですか？ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» この作品に出てくる全ての絵は、私がスマホで描いているものになります！ (2019年2月16日 16時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2019年1月31日 17時
