3月1日 ページ2
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暖かな日差しが差し込む、
私の大好きな、この部屋。
一つの、木椅子に座った。
私は一つの筆を取り、
真っ白なキャンバスに色を重ね始めた。
それは青であったり、赤であったり。
全てを塗り潰す、黒であったり。
「A」
声のする方を振り向けば、
ダンボールを沢山運び入れる先生の姿。
『さっき凄い音してたけど…大丈夫？』
「あぁ」
きっと、クラスの人がまたからかって、
ダンボールを崩したりしたんだろう。
「それより、何描いてるんだ？」
『これからの、運命だよ』
私にとって、色は人間や、その感情。
キャンバスは、心。
「運命、か」
『そう、運命。
それより、もうそろそろ時間だよ』
時計を見れば、
HRがもう少しで始まる時間だった。
「俺は時間になったら行くから。
いつもと変わらず、普通に過ごしてろよ？」
『分かってるよ』
私は筆を置き、立ち上がった。
『それじゃ、また後でね、一颯せんせ』
美術室を出て、教室へ向かう。
クラスにはほとんどの生徒が揃っていた。
諏「Aおはよ！後ろのドア開かないでしょ？
なんか壊れたっぽいんだよね〜」
『おはよう、そうみたいだね…』
壊れたんじゃないよ。
開かないのは、当然。
先生が、特殊な鍵を掛けたのだから。
さりげなく、教室を見回す。
いつものメンバーが、まだ来てないようだ。
私と先生の、
卒業までの10日間が、
もうすぐ、始まろうとしていた。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» いえいえ！ (2019年2月16日 20時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 何度も回答ありがとうございます！ (2019年2月16日 18時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» はい、拳です！手を描くのは苦手なので下手ですが、、笑 (2019年2月16日 17時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 再びすいません「湧き上がる勇気」の絵に描いてあるのは拳ですか？ (2019年2月16日 17時) (レス) id: 72283c4b34 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ライムさん» この作品に出てくる全ての絵は、私がスマホで描いているものになります！ (2019年2月16日 16時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2019年1月31日 17時
