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『天竺とぶつかれば相当デカイ抗争になる。
“血のハロウィン”なんて比じゃない。』
「っくそ……」
稀咲が絡んでいるとなると、
何が起こるか分からない。
平気で人を殺すように仕向ける奴だ。
『もし仮に出くわしたら、私は対抗できる。
足止めもできるし、時間稼ぎもできる。
けどタケミっち、アンタはそうはいかない』
「え？」
『タケミっちがやれる奴だってのは分かってる。
けど、もし今日みたいに何十人も襲ってきたら？
タケミっちは対抗できる？一人で何人も相手できる？』
私がそう問いかければ、
タケミっちはそれを想像したのか渋い顔になった。
『天竺から仕掛けられた以上、一人で行動するのは危険だ。
極力千冬か、せめていつもの男の子達と行動して。
呼んでくれれば私だって行くし、ね？』
私が守るからさ、と告げれば、
タケミっちは涙を浮かべて頷いた。
「じゃあ、Aさんの事は誰が守るんですか」
『え？』
タケミっちとは対照的に、
千冬はどこか険しい顔をしていた。
「Aさんはいつもそうだ。
全部一人で背負い込もうとして、自分の事は後回し。
Aさんに守られる程、オレたちは弱くない」
「ちょ、千冬！？」
「Aさんは独りじゃない。周りにはみんないる。
だから、Aさんの背負ってるモノ、“半分コ”しましょうよ」
『！』
千冬ってば、やっぱカッコいいね。
『…はは、後輩にそんな事言われる日が来るとはね。
なーんか頼もしいねぇ？副隊長の松野千冬クン』
「その喋り方は辞めてくださいウザイんで」
『あれ急に辛辣』
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重岡ゆう毅(プロフ) - 夜月さん» 夜月さんありがとうございます！大好きだなんて（ ; ; ）嬉しいです！これからも宜しくお願いしますね(o^^o) (2021年9月11日 22時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - Chaosさん» Chaosさんありがとうございます！更新は夜が多いですが、なるべく一日に沢山更新出来るように頑張ります^_^ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - お餅さん» お餅さんありがとうございます！これからもからも応援宜しくお願いします＾＾ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 重岡ゆうさんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます！ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2021年9月8日 14時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月1日 22時
