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◆89 ページ40

《もしもしAさん!?》

『丁度良かった、今電話掛けようとしてたトコ』

《今何処ですか!?》




…タケミっち、何をこんなに焦ってるんだ…?
まさか、追われてるとか…?




『今は家だけど…』

《ちょっと今から向かいます!!!》

『え!?ちょ、タケミっち、』




プツ、と切れた電話。
そしてそれから数分して、インターホンが鳴った。


確認するとタケミっちと千冬で、
二人はボロボロになっていた。









『っタケミっち!?千冬!?』

「あ、Aさん…」

『ボロボロじゃん…まさか天竺にやられた?』




私がそう聞くと、二人は目を見開いた。




「天竺を知ってるんですか!?」

『…いや、私もさっき知った。とりあえず入って、手当てするから』









二人を家に入れ、三ツ谷同様手当てをしてやった。





『…なるほど、アンタらも望月にやられたのね』

「アンタらって…まさかAさんも!?」

『いや、私はたまたま出くわしただけ。
三ツ谷が望月と灰谷兄弟にやられてんの見てさ』




私は無傷、と伝えると少し安心した顔になった。




『天竺は相当大きなチームだと思う』

「っ今日、天竺が300人東京に乗り込んできて、
それで東卍を片っ端から攻め込んだらしくて、!」

『300人…?下衆いヤロウ共だな』



どいつもこいつも、
数で制圧しなきゃ勝てねぇのかよ。



「…気を付けて下さい、Aさん」

『え?』

「この抗争、絶対Aさんも狙われる」



そりゃあ総長補佐となれば狙われるでしょ。
そう思ったが、そういう意味では無かったらしい。





「天竺の裏には、稀咲がいる」

『ッ…!?』

「オレらは半間にも会った。
二人…特に半間はAさんを狙う可能性がある」





…へぇ、なるほどね。
チーム外れた逆恨みって事?



 









『…相変わらずだねぇ、半間クンは』

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重岡ゆう毅(プロフ) - 夜月さん» 夜月さんありがとうございます!大好きだなんて( ; ; )嬉しいです!これからも宜しくお願いしますね(o^^o) (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - Chaosさん» Chaosさんありがとうございます!更新は夜が多いですが、なるべく一日に沢山更新出来るように頑張ります^_^ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - お餅さん» お餅さんありがとうございます!これからもからも応援宜しくお願いします^^ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 重岡ゆうさんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年9月11日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2021年9月8日 14時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:重岡ゆう毅 | 作成日時:2021年9月1日 22時

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