◆82 ページ33
『だいたいマイキーは昔っからワガママだし自己中だし！！』
「Aだって！！」
「テメェらの世話してるオレの身になれや！！！」
もはや子供の言い合いのようになっているが、
私たちはいたって真剣である。
『ッあぁもう埒があかない、アンタら表出ろ、喧嘩で勝負……』
「ハイハイAさん落ち着いて」
私が立ち上がろうとしたところを、
千冬が肩を持ち強制的に座らせた。
『何すんの千冬』
「さっき退院したばっかですよ。
喧嘩してまた怪我したら先生に呆れられんぞ」
じっ、と私の目を見る千冬。
「オイ千冬！なにオレのAに触ってんだよ！」
『っどわ！？』
今度はマイキーが私のところへ来て、
千冬の手を払い除け私を抱きしめた。
「Aの事触っていいのはオレだけだバーカバーカ！！！」
「いやアンタらさっきまで喧嘩してたじゃんかよ」
ふとマイキーが動きを止める。
つーか痛い。結構力強いねマイキーよ。
「もう仲直りしたもんなー、A」
『そうだねでもちょっと痛いから離してくれるかな？』
やだ！とごねるマイキー。
やっぱり子供だ。
向かいには額に手をやるケンチン。
「あはは…仲良いッスね……」
「ちっちぇ頃からの仲だもんな、A♡」
「はぁ…」
結局それから暫くマイキーは私を抱きしめたままだった。
『ねぇマイキー、そろそろ離して』
「えーやだもう少しだけ！」
『さっきもそれ言ってたよ…』
「A諦めろ」
ケンチンにまで見放された(?)私は、
マイキーにただただホールドされ続けた。
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重岡ゆう毅(プロフ) - 夜月さん» 夜月さんありがとうございます！大好きだなんて（ ; ; ）嬉しいです！これからも宜しくお願いしますね(o^^o) (2021年9月11日 22時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - Chaosさん» Chaosさんありがとうございます！更新は夜が多いですが、なるべく一日に沢山更新出来るように頑張ります^_^ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - お餅さん» お餅さんありがとうございます！これからもからも応援宜しくお願いします＾＾ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 重岡ゆうさんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます！ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2021年9月8日 14時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月1日 22時
