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＿＿＿＿2005年、夏。
私は中三になり、学校へ復帰していた。
家は祖母がアパートの一室を借りてくれていて、
私はそこで一人暮らしをしている。
私が少年院に入っていた事は先生しか知らないけど、
父親からの暴力と日々の喧嘩で顔やら身体には沢山の傷。
誰も私と話す人なんて居なかった。
まぁ、そんなに学校自体も行ってないけど。
そもそも中一の一学期から少年院に入っていたから、
友達自体そんな居なかったけど。
けれど、そんな事どうでも良かった。
他人にどんな目で見られようが、関係無い。
私がした事は間違っていないのだから。
.
暑い夏の夜、一人で街を出歩く。
コツコツ、と靴の音が聞こえ、
顔を上げれば、数人の男が私を囲んでいた。
「こんな時間に、女の子が一人は危ないよ？」
「家出？俺らと楽しいトコいこーよ」
一人が、私の肩に手を伸ばす。
『…気安く触んないでくれるかなぁ？クズ野郎』
私はその男に回し蹴りをお見舞いした。
「っテメェ、何しやがる！？」
『先に手出したのはソッチでしょ？
何、まさか今の一発でビビっちゃったぁ？笑』
「舐めやがってっ…！！」
その男達は私に殴りかかろうとした。
が、全て避けて顔面に一発ずつ入れてやった。
『この程度で突っかかってくんなよ…
ねぇ、聞こえてる？もしもーし？』
地面でのびている男の髪を掴み、
ぐいっと上を向かせた。
『悪いことしたら謝るのが筋でしょ〜？
言いなよ、気安く話しかけてすみませんってさぁ』
「っひ、す、すみませんでした、！
もう二度としませんからっ、だから、許し、」
『一生そこらで這いつくばってろクズ』
その男の顔面を思い切り蹴ってやると、
そいつはがくっと意識を失った。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ありんこ。さん» オチはまだ正確には決めてませんが、マイキー寄りにはなるかと思います！ (2021年8月28日 18時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ。 - これってマイキーオチですか？ (2021年8月28日 11時) (レス) id: 568604ada5 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ななつじさんさん» ななつじさん、コメントありがとうございます！すみません訂正しますね(*_*) (2021年8月25日 0時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ななつじさん(プロフ) - こんばんは 面白く読ませてもらってます！誤字見つけたので失礼します お名前なのですが「稀崎」じゃなくて「稀咲」ですよー！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 123c3d7a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年8月19日 22時
