七人目の創設メンバー【東京リベンジャーズ】

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「決行の場所は渋谷にある、宇田川キリスト教会。
都合のいい事に大寿は人のいない深夜に礼拝に行く。
八戒が大寿を襲うならゼッテェここしかねぇ」



深夜に礼拝、ねぇ。
とんだロマンチック野郎だな、大寿は。



「オレらは礼拝堂の外で大寿を待ち構える。
八戒は先に教会の中にいるはず。タケミっちが説得しろ！」

「！」

「アイツを止めるのは仲のいいオマエが一番の適役だろ？
そして八戒と大寿が蜂合わす前に、外でオレら四人が大寿を叩く！」




…果たしてそんなに上手く行くものか。





「まーとにかく明日の対黒龍、隠密作戦はほぼ決まった。
何があったか知らねぇけど、その鬱憤、明日全部ぶつけてやれ！！」



千冬がそういうと、
花垣の顔は真剣なものに変わった。



『…千冬クン、ほんとカッコいいよね』

「…は？」

『場地の一番近くに居ただけあるねぇ、うん』




私の言葉に、千冬は私を睨む。



『あはは、眉間に皺寄りすぎ。んじゃ、気をつけてねぇ』

「あ、Aさん！」




花垣達と別れようと思ったら、花垣に呼び止められた。



「あの、明日宜しくお願いします！」

『…うん、よろしく』



手をひらひらと振り、今度こそ四人と別れた。









　


　



　







「なぁ、タケミっち」

「ん？」



「タケミっちは怪しいと思わねーの？アイツ」

「…俺もさ、最初はよく分かんない人だなって思ったよ。
けど、一虎君に怒ったり、場地君の話聞いてると、
悪い人には思えなくて……きっと何か事情があるんだよ」



「…お人好しだな、タケミっち」

「なっ、バカって言いてぇのか！？」





「ま、とにかく明日が決戦だ。
絶対八戒を止めて、黒龍に勝つぞ」

「…おう！！」

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