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◆22 ページ23

「おい!芭流覇羅の女やるぞ!!」

「そうだな、先に潰しとくか!!」




東卍の奴らが、そんな事を言っている。




『舐められたもんだねぇ、
アンタら如きが私に勝てるわけねぇだろッ!!』

「「ぐはっ、!?」」





二人一気に殴りかかって来たところを、
一人は殴り、もう一人は蹴りで一発KO。




『ほらほら、もっと来なよ〜、
女にやられて恥ずかしくないわけぇ?』

「このアマァ!!!」

『てか東卍は女に手出さない主義でしょ?
バリバリ殴りに掛かってんじゃん、アレ嘘だったの?笑』




次々と来る奴らを、
殴り蹴り、どんどんノシていった。

そして、目に入ったのは花垣の姿。





『花垣みーーーっけ』

「っうわ、!?」





花垣を見つけ、
背中に思い切り人蹴りしてやると、思ったより派手にこけた。



「あ、Aさんっ…!?」

『なにボーッとしてんの?
そんなに死にたいならぁ、手助けしてあげ〜…る!!』





花垣の首目掛けて回し蹴りをすると、
別の誰かがそれを防いだ。





「ッテメェ、ボーッとしてんな!!やられんぞ!?」

『げぇ、三ツ谷じゃん。仲間守ってカッコいいねぇ。
だけど残念、私アンタに用は無いから』

「っ!?」




一瞬花垣に気が向いた三ツ谷の腹に飛び蹴りすると、
数メートル先へ吹っ飛んだ。




「(な、なんだ!?女の子でここまで強いなんて…!!)」

『さて花垣。アンタの相手は私だよ』

「(どうする…!?この人芭流覇羅の副総長だし、
てか東卍の創設メンバーで下手に手出したら殺される!?)」






その時、花垣の背後に一人の男が現れた。
それはまるで、背中合わせに戦うように。









「びびってんのか?
正面の敵だけ見てろ相棒。相手が女だとしても。
背中は俺が守ってやる!」

『…はは、カッコいいねぇ』







東卍はどうしてこんなカッコいい奴ばっかなのさ。

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重岡ゆう毅(プロフ) - ありんこ。さん» オチはまだ正確には決めてませんが、マイキー寄りにはなるかと思います! (2021年8月28日 18時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ。 - これってマイキーオチですか? (2021年8月28日 11時) (レス) id: 568604ada5 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ななつじさんさん» ななつじさん、コメントありがとうございます!すみません訂正しますね(*_*) (2021年8月25日 0時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ななつじさん(プロフ) - こんばんは 面白く読ませてもらってます!誤字見つけたので失礼します お名前なのですが「稀崎」じゃなくて「稀咲」ですよー! (2021年8月24日 23時) (レス) id: 123c3d7a14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:重岡ゆう毅 | 作成日時:2021年8月19日 22時

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