関西ガール！

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『わぁ、ここが慎一くんのお家？』

慎「今誰もいないから、ゆっくりしてけよ」



『…誰もいない、ねぇ。

それにしてもさぁ、慎一くん』



慎「ん？」




『…もし私が慎一くんの事が好きで、
手に入れるために近づいたとしたら…どうする？』

慎「…は？」



『だぁれもいないんでしょ？
キスもその先も、出来るんじゃない？』


慎「なっ、」







『…っはは、あはははっ、！』

慎「！？」




『…なーんてね。
なに、もしかして本気にした？笑』


慎「お前っ……、！」




『きゃっ、！』









慎「お前、何の目的で俺らに近づいた？」

『はは、やだなぁ目的なんて無いよ』



慎「言わないなら『やりたいならやれば？』」





『私のこと押し倒して、
キスでもなんでもやりたいだけやれば？

私には吉本先生がいるだけでいい。
別にあんたに何されたって怖くない』


慎「…は、」




『吉本先生って聞いて何とも思わなかったの？
そんな簡単に人を信じない方がいいよ。

私が吉本先生を愛してるみたいに、
あなたも私に依存してたのかもね、？』

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