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『…… 、』
ふと、意識が戻った。
途端に痛みが身体を襲う。
『ぃ、た…… 』
藍「っ、A！」
雪「A先生！」
私がむくりと起き上がると、
二人は私の元へ駆け寄って来た。
『… ごめ、ちょっと意識なかったみたい』
そう言って私は笑った。
いや、作り笑いをした。
しかしそれは耕作には通用しないようで。
藍「無理に笑わなくていい」
雪「先生はここで休んでて下さい」
… や す ん で て ？
『… それは出来ない』
藍「A！お前は怪我人なんだ、
これ以上動くのは俺が許さないぞ」
雪「また倒れたりでもしたら大変です！」
うん、そうだよね。
二人の言いたいことはわかるよ？
でもね、
『私は医者なの。
医者が患者を助けない訳にはいかない』
そう言い切り立ち上がろうとするが、
やはり痛みが身体に走る。
『っ… 』
藍「もうこれ以上動くな！
悪化したら困るのはお前だぞ！」
『… それでも、私は… 』
と、その時、
白《藍沢先生聞こえる？》
私の言葉を遮るかのように、
白石先生の声が聞こえた。
藍「あぁ、聞こえる」
白《藤川先生の居場所が分かった》
それを聞いた耕作は立ち上がり、
私をちらりと見た。
藍「お前は行くなよ。
雪村、こいつを頼む」
雪「分かりました」
耕作は、 走っていった。
よかった、
藤川先生が、無事で。
彼にも強く言われたからなぁ。
仕方ない。
今だけは、
患者になろうか。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ＥＹさん» すみません、この作品に続編はないんです(>_<)楽しみにして下さっていたのにすみません（ ; ; ） (2018年2月25日 17時) (
レス) id: 2da3aeedd9 (このIDを非表示/違反報告)
ＥＹ - 続編楽しみにしています！頑張ってください！！！ (2018年2月25日 11時) (レス) id: c47a548f03 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - yasupi88さん» ありがとうございます！頑張ります(^ ^) (2017年9月30日 20時) (レス) id: 2da3aeedd9 (このIDを非表示/違反報告)
yasupi88(プロフ) - 大変だとは思いますが、無理せず頑張ってください！楽しみにしてます (2017年9月30日 18時) (レス) id: 618b23053f (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - yasupi88さん» “凄く”とまで言ってくださって嬉しいです！とても心強いです(^^) (2017年9月28日 21時) (レス) id: 2da3aeedd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2017年9月20日 1時
