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Youside
江口さんと別れて
急いでエレベーターに乗る。
千晃に、逢いに行くため。
いつもは早く感じるエレベーターは
今日はすごくゆっくりに感じた。
そして
千晃の家の前。
インターホン、鳴らさなきゃ。
千晃side
…本当に良かったのかな。
行かなくて。
このまま江口さんに盗られたら、どうしよう。
って、こんなに弱気だから
江口さんに負けっぱなしなんだよ。
…俺は主人公でもなんでもない。
いつも、誰かに引け目を感じてるから…
それでも、Aが幸せな選択をして欲しいと
心から願う。
それがたとえ
僕じゃなかったとしても。
それがAの心からの選択なら
全部正しいから。
布団の上でうずくまる。
あーあ、
なんで、僕はこんなに弱いのかなぁ…(笑)
ちょっと引いただけで、
こんなに寂しくなっちゃう。
Aは、俺が居なくても
きっと楽しく話したりしてるんだろうな…
そう思うと、涙が出そうになる。
そんな自分を押し殺して、
スマホを開く。
僕の目に飛び込んできたのは
Aが行ったはずの飲み会の写真。
…江口さんとAがいない。
やっぱり。
そう思う。
僕じゃ、勝てないな、…江口さんには。
諦めを付けようとすればするほど、
胸が締め付けられる。
もう、寝よう。
何も考えたくない、
その時。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ピーンポーン＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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ゆうり(プロフ) - Tiaさん» ありがとうございます！番外編も、お楽しみください！ (2月6日 23時) (
レス) @page25 id: 7344e4de63 (このIDを非表示/違反報告)
Tia(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！頑張ってください^_^ (2月6日 23時) (レス) id: 469919e754 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうり | 作成日時：2024年2月5日 8時
