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15. ページ16

小林side


服は、これ、か。


花江「まずは基本!服選び!
多分Aのタイプはチャラチャラ系じゃなくて
ストリート系!あとハンカチ絶対入れといて!」

小林「なんでですか?」

花江「なんででも!」


カバンはこの前買ったこれ、


花江「あまりにカッチリしすぎると
Aは緊張しちゃうから、
カバンはあくまでもラフに。」

小林「なるほど。」

花江「もちろん、行くのはうどん屋さんね?
メイクはしちゃだめ。ありのままを見せる!」

小林「はい。」

花江「まぁ千晃くんイケメンだから心配してないけど。」

小林「…」


ブオオオオオッ←ドライヤー

あとは髪のセット…


花江「そして髪型!これが一番大事。」

小林「そうなんですか?」

花江「うん。普段とのギャップをつける。
Aの前でしかしないよ、っていう髪型。」

小林「…なんでしょうか…センター分け、とか?」

花江「それでいいよ!まぁ、あとはいつも通り!ね!」



…よし、行くか。



「お待たせしましたー!」

小林「大丈夫、全然待ってないよ。」

「行きましょ行きましょ!」



うどん屋にて

「んふふっ、やっぱりここの天ぷらうどんは
いつ食べてもおいしいです〜!」

小林「わぁ、初めて食べたけど、
ほんとに美味しいね!」

「はい!」

あ、口に天かすついてる…可愛い…

あれ、もしかして…

スッ…

「へっ、…?」

小林「天かすついてたよ(笑)」

「はわわわわっ…すみません…///」

この為にハンカチ持っとけって言ってたのか…

いやあの人お母さん並にAのこと知ってんじゃん


花江「ちょっと恥ずかしいって思って
ドキドキしたのが恋愛に発展することも多いから。」


あ、そういうことね。

「今日、千晃くんセンター分けですね。珍しい。」

小林「うん。似合ってる?」

「はい!すっごく!」

小林「ありがと。」

髪を…耳にかける、か…

スッ、

「…!」

小林「ん?どした?」

「い、いえ、なにも…」

あ、耳赤い。

結構効果あったのかな?



「ご馳走様です!」

小林「いいよ良いよ!この前迷惑かけちゃったし…(笑)」

「あの…」

小林「ん?」

「今日誘われたの、嬉しかったです!
また、遊び誘ってくださいね、」

小林「…」

大成功かも。

小林「もちろんだよ!また遊ぼうね!」

「はい!」

そう言って笑顔で家の扉を開けるA。

めちゃくちゃ可愛かった…!

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設定タグ:小林千晃 , 男性声優 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆうり | 作成日時:2024年2月3日 12時

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