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小林side
小林「ゆ、床ドンになってもダメだった…」
川島「頑張りましたよ、千晃くんは…」
江口「こうなるとだいぶ難しいな…」
石川「まじでどうすれば、」
花江「お!?A以外のマッシュルメンバーじゃん!」
上田「花江さん!」
江口「おお!夏樹!」
花江「こんにちは!どうしたんですか?
みんなそろって真剣な顔して…」
江口「かくかくしかじか。」
花江「なるほどねぇ、Aが落とせない、と。」
江口「既婚者なんだからアドバイスくれよ〜」
花江「んー、あの子ほんとに鈍感だからねぇ、…
千晃くんは、Aのどんな所が好きなの?」
小林「んー、難しいんですけど、
誰にでも優しくて、先輩後輩とか関係なく
みんなと仲良くできるところです。
でもそれがたまに嫉妬になっちゃったりで…」
花江「ふむふむ…」
石川「Aを落とすのは難しそうです…」
花江「あ!もしかして、
基盤の基盤が無いんじゃない!?」
小林「え?基盤?」
花江「千晃くん、Aと
二人きりでご飯行ったことないでしょ!」
小林「あ。」
江口「え、行ってないの!?」
上田「もうてっきり行ってきたのかと…」
小林「全く。」
花江「そりゃ無理だよぉ…落とすもなにも、
第1段階クリアしなきゃ!今すぐ誘って!」
小林「いま!?すぐ!?」
花江「そう!今すぐ!」
小林「わ、ワカリマシタ」
小林「A、次の日曜日空いてる?」
ピロンッ 「あいてますよー」
小林「じゃあさ、2人でご飯行かない?
俺の奢りで。」
ピロンッ 「行きます!」
小林「早速OKもらいました。」
花江「さすが!じゃあ、僕が
2人でご飯行く時の必勝法を伝授するよ!」
小林「え?」
江口「よっ!花江夏樹!」
花江「やかましい!」
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作者名:ゆうり | 作成日時:2024年2月3日 12時